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最終更新日:2011年02月03日


AEDが到着するまでに行う心肺蘇生法(CPR)の手順(1歳以上)

傷病者に近づく

道端等で傷病者を発見したときは、まず自分が安全に傷病者に近づけるか周りを見渡して、上から物が落ちてこないか、道路の真ん中で車に轢かれないか、電線が垂れ下がってないかなどを指差しで確認し、『周囲の状況よし。』とか『二次災害危険無し。』などと言って近づき、傷病者の体から多量出血していないか確認します。

ポイント
● 傷病者が危険な場所にいる場合は、安全な場所に移動します。
● 自分も危険だと判断した場合は、119番通報、110番通報を行います。また、二次災害を排除できるまでは近づかないで下さい。

1 意識を調べる

傷病者に近づき、その耳元で『大丈夫ですか?』とか『もしもし』とか『どうしましたか?』などと声をかけながら、傷病者の肩を叩きます。その時、3段階に掛ける声かけと、肩を叩く強さを強めながら行い、反応があるかないかを観察します。
意識確認

ポイント
● 呼びかけなどに対して目を開けたり、何らかの反応があれば『意識あり。』と判断し、何も反応がなければ『意識なし。』と判断します。
● 交通事故や転落などで、頭や首に怪我をしている場合や疑いがある場合は、体を揺すったり首を動かさないようにします。
● 意識があれば傷病者の訴えを聞き、必要な応急手当を行います。

2 助けを呼ぶ-119番通報とAEDを手配する-

意識がなければ大きな声で、『誰か来てください。』とか『誰か助けてください。』と人を集め、『あなたは119番通報してください。』別の人に『あなたはAEDを持ってきてください。』と指示します。
ポイント
● 『人を指差してはいけません。』と小さい頃教えられましたが、ここではその人に責任感や使命感を持たせてる意味でもそれぞれの1人の人に『119番通報』と『AEDの手配』を、手を差し伸べて指示します。
● 協力者が誰もいない場合で傷病者が大人の場合は、『119番通報』を先に行いますが、小児の場合は、心肺蘇生法の流れの⑥までを実施後に『119番通報』を行います。これは、大人の場合は、心臓疾患が原因の場合が多いため、早期の除細動が必要です。小児の場合は、喉に者を詰まらせた等の窒息が多いためです。心肺蘇生法の流れの⑤で人工呼吸が入らない場合は、喉に異物が詰まっている可能性があるので、異物除去を行った後に通報します。
● 協力者が1人しかいない場合は、『119番通報をした後にAEDを持ってきてください。』と指示します。
● AEDの到着に備え、できれば傷病者の前胸部の衣服を取り除いておきます。
救急車の呼び方はこちら

3 気道の確保(空気が鼻や口から肺までに達する道を開く)

片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先に当ててこれを持ち上げ、気道を確保します。
気道確保1
頭部後屈あご先挙上法

頭部後屈あご先挙上法


片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先に当ててこれを持ち上げ、気道を確保します。
ポイント
● 指で下あごの柔らかい部分を圧迫しない。
● 頭を無理やり後ろに反らせない。
● 鼻の穴が天井を指す位まででよい。

4 呼吸を調べる

気道を確保した状態で、自分の顔を傷病者の胸部側に向け、
頬を傷病者の口・鼻に近づけ呼吸の音を確認し、自分の頬で傷病者の吐く息を感じ取り、
目は胸腹部を注視して上下運動がないか動きを6秒間声を出して観察する。
ポイント
● 頬はなるべく傷病者の口・鼻に近づける。
● 呼吸音も聞こえない、吐く息も感じない、胸腹部の動きがなかったり、それらが不十分な場合には、『呼吸なし。』と判断します。
呼吸確認

5 人工呼吸(口対口の人工呼吸により、肺に空気を送り込む)

呼吸がなければ人工呼吸を開始するので、
気道を確保したまま、額に手を当てた方の手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きく開けて傷病者の口を覆い、空気が漏れないようにして、息をゆっくりと1回に1秒かけて2回吹き込みます。
ポイント
● 吹き込む量は、傷病者の胸が軽く膨らむ程度で、500cc~800ccでよい。
(概ね体重1kgに対して10ccであるため、体重が50kgの場合は500cc吹き込めばよい。)
● スムーズに吹き込みが出来ない場合は、もう一度首を戻して、気道の確保をやり直してから息を吹き込むと良い。
● 口対口による人工呼吸をすることに抵抗がある場合は、
ハンカチや携帯できる簡易型の人工呼吸用マスクを傷病者の口に置いてから行っても差し支えありません。
● 傷病者に傷や出血、嘔吐物等があって出来ない場合や、救助者の皮膚や口の周りに傷がある場合は、感染の予防から口対口の人工呼吸を行わないで心臓マッサージだけでも良い。

6 心臓マッサージ

(胸骨圧迫心臓マッサージにより、酸素を含んだ血液を循環させることで脳に酸素を送る)
循環のサインがない場合は、直ちに心臓マッサージを開始するので、手を置く位置を見つけ、手の平の付け根で垂直に背骨に向かって4cm~5cm圧迫する。
心臓マッサージ1
心臓マッサージ2
心臓マッサージ

ポイント
● 簡単に、手の置く位置をおおまかに知る方法としては、左右の乳首の中間の胸の上に、片方の手の付け根を置いた位置。(胸骨の下半分)
● 手を置いた方の他方の手を、その手の上に重ね両方の指を交互に組んで行います。
● 肘をまっすぐに伸ばして体重をかけ、真下に圧迫します。
● 圧迫する速さは、1分間に約100回の速さで30回圧迫します。(30回は正確でなくてもよい)

6 心肺蘇生法の実施

30回の心臓マッサージと2回の人工呼吸のサイクル(30:2)を繰り返し、AEDもしくは救急車が到着するまで実施します。

ポイント
● 『心肺蘇生法』は疲れるものです。救助者が2人いる場合は、1人が『119番通報とAED』を取りに行き、もう1人が『心肺蘇生法』を行い、『心肺蘇生法』の実施者が疲れた場合には、他の人が代わって続けるか、『人工呼吸』と『心臓マッサージ』の分担を決めて実施するのも良いでしょう。
● 心肺蘇生中に、手や足を動かしたり、咳き込むような動作が見られた場合は、気道の確保を行い様子を見守ります。


・ここまでの実技は、AEDがなくても実施できる手順なので、よく覚えておくと良いでしょう。

この情報に関するお問い合わせ先

消防:警防課

電話番号:0465-60-0177  FAX番号:0465-63-7666

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