今回は、皆さんへの感謝の思いを湯ったりトークを通して、お伝えさせていただきます。
その内容になりますが、神奈川県町村会長に就任したことは、以前の湯ったりトーク(6月15日号)でお伝えさせていただいた通りです。その立場から、このたび「秋の園遊会」にお招きいただき、11月9日に赤坂御苑へ行ってまいりました。
当日は、雲一つ無い晴天にも恵まれ、招待者は2,000人余りと報道されました。その中に身を置き、極めて貴重な時間を過ごさせていただきました事に、ただただ感謝の思いです。
この日は、普段身にまとうことの無いモーニングコートで、準備いただいたハイヤーで全国町村会館から赤坂御苑まで送っていただき、受け付けを済ませると、言葉で表すことは難しいのですが、長い時間が作り上げた素敵な庭園へと、言われるままに徒歩で進み、用意された飲み物とサンドイッチやちまき鮨、お肉料理に関しては、焼き鳥やジンギスカンなどを頂戴しました。お肉料理では外国人の招待者も多く、宗教上の配慮から豚や牛の肉が振舞われることは無いようです。
しばしご馳走になりながら時が進み、いよいよ広大なお庭の中を、天皇皇后両陛下をはじめ、皇族の方々が定められたお道筋を、お廻りになられる時になりました。あらかじめそのお道筋の案内をいただいておりますので、そこで待つこと約1時間半、目前で皇族の方々に拝謁することができました。
緊張しながらその行列に目を奪われていると、平成28年1月に湯河原にお越しいただきました、彬子女王殿下(父・寛仁親王と母・同妃信子殿下)のお姿を見つけ、「以前お越しいただきました、湯河原町です。」と、お声掛けをさせていただきましたところ、「その節はありがとうございます。新幹線で移動する際に、湯河原付近を通ると、懐かしく思い出します。」とまでお言葉をいただき、とてもうれしい思いと、湯河原町の事をご記憶の中に留めていただいていることに、感動するとともに、勇気を持ってお声掛けさせていただき、良かったとも思いました。
まだまだお伝えしたい事もありますが、このたびの貴重な機会は、自分に対するご褒美だと考えております。ご褒美を頂戴したので、これからも湯河原町の為に頑張らなければと、素直に心穏やかに思った次第です。
感謝の思いを込めてご報告いたします。ありがとうございました。
11月9日、園遊会から自宅に戻っての執筆