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最終更新日:2012年02月13日


第11回湯河原文学賞小説の部 受賞者決定!!

四季彩のまち・湯河原にふさわしい文化の香り高い町を目指し、平成23年7月1日から平成23年11月30日まで、トラベルミステリー、サスペンス、ホラー、恋愛など、現代を舞台にした小説を募集し、全国から153編の応募がありました。

選考の結果、最終選考5編の中から次の作品を最優秀賞として決定しました。

敬称略

  作品名 氏名 住所
   最優秀作品       友      花月    大阪府堺市

最優秀作品は、「祥伝社 小説NON 6月号(5月22日発売)」に掲載されます。

 

【最優秀作品概要】

 勇(いさむ)は、小学4年生の男児。両親は、かまぼこを製造している水産加工業で家族経営のため、学校から帰宅すると、両親の手伝いをしていた。 

 正一(しょういち)という同級生がいじめられていた。勇は、体が大きく、ケンカも強い。勇がいじめっ子を注意すれば、いじめはなくなる。
 いじめられている正一の家は、堺市でも大きい卸問屋であるため、勇の家はそこからの仕事のおかげで、生計が成り立っていた。
 勇は、いじめられている正一を助け、一緒に帰るようになり、親しくなるが、両親と正一の父親との間の仕事のトラブルにより、友情にも亀裂が入ってしまった。
 自分の両親は正しいと思っても、正一の父親に頭があがらず、謝るばかりの姿を見て、大人になりたくないと思う。
 正一も父親の言いなりで、自分の意見を言うことができず、それも、勇にとっては腹立たしく思っていた。
 しかし、正一の父親が町長選挙に出馬をし、不正を働き、落選し、卸問屋もつぶれ、父子は消息不明となった。
 その反面、勇の家には、かまぼこの受注が大量に入り、両親も勇も身をけずって働き、取引先や取引量を増やしていった。
 そんな中、勇の父親が過労で倒れた。病床で、正一の父親が昔の恩人であり、師匠であり、友達だということを聞かされ、驚く。
 翌日、父親は他界し、今後の仕事について母親と話していたところ、正一と痩せて別人のようになってしまった父親が弔問に訪れた。

 勇と正一、二人の父と父。お互いに友であることを確信した。
 今後の仕事は、勇の提案により、父の師匠でもあった正一の父親が引き受けることとなった。
 大人になりたくないと思っていた勇は、久しぶりに会った友と時間を共にし、また、将来の目標や楽しみができ、大人になるのも悪くないと思うのであった。

 小学生が大人同士の事情や人間関係により、心の中で悩み、葛藤し、「友」と共に成長していく様子を描いた作品。
 

敬称略

  作品名 氏名 住所
   最終候補作 しおり 秋 あきら 奈良県北葛城郡広陵町
      〃 遊園地 田中 千津子 神奈川県小田原市
      〃 誕生日、買います 小川 栄 千葉県市川市
      〃 サークル 門倉 暁 千葉県浦安市

たくさんのご応募ありがとうございました。

この情報に関するお問い合わせ先

総務部:地域政策課(企画)

電話番号:0465-63-2111  FAX番号:0465-62-1991

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