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最終更新日:2011年01月21日


考古資料

聖ヶ窪の宝篋印塔

聖ヶ窪の宝篋印塔

昭和54年4月1日湯河原町指定
所在地: 湯河原町宮下697番地の1

宝篋印塔の名称の起こりは、唐の高僧不空三蔵の訳による宝篋印陀羅尼経という経文を塔の中に納めて、礼拝供養したことによります。塔の構造は、下部より基礎・塔身・笠・相輪の四つから成っています。実際に石の塔が造られたのは、鎌倉時代以降のことで、武将や豪族の供養塔・墓碑として使われました。鎌倉時代のものは、一般的に規模が大きく安定感がありますが、室町時代になると小さく細長い形になってきます。
聖ヶ窪の宝篋印塔のある丘は、五輪山と呼ばれ、大正末期まで近隣の人々が集まって祭礼を行っていました。この塔は、民間信仰と仏教の伝承を知る上で貴重な資料です。また、構造や歴史の点でも、城願寺の土肥一族の墓所にある宝篋印塔に匹敵するものです。


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