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最終更新日:2015年02月19日


彫刻

不動堂雨乞いの面

不動堂雨乞いの面

画像提供: 中老 雅明 様

昭和54年4月1日湯河原町指定
所在地: 湯河原町宮下417

農耕の生活には自然の雨水が貴重な資源であったので、古くからこのような面を使って、降雨を祈る行事が行われました。
雨乞いは、深夜この面を奉持し、三町(※1) ほど離れた千歳川の川岸に降ります。もとは、そこに水分(※2) の祠がありました。川に入って面を川水に浸し、不動堂に帰ると必ず降雨があったと伝えられています。修験者がこの堂に住んで加持祈祷をしていましたが、雨乞い行事もそのひとつでした。
この雨乞いの面が不動堂に保存された年代は不明ですが、江戸期から農耕における農民の切実な信仰を物語っています。 面は上顎に牙、頭の上に角があるので、鬼面を原型としていますが、表情に雨蛙の印象を取り入れたのが特徴で、雨蛙を雨神とする民俗信仰の現れとして貴重なものです。
※1 三町  330m
※2 水分  水分(みくまり)の神は流水の分配を司る神


土肥実平及び遠平像

土肥実平及び遠平像
昭和54年4月1日湯河原町指定
所在地: 湯河原町城堀252 城願寺境内

土肥次郎実平は、城願寺を建立したこの地の豪族で、弥太郎遠平は、実平の長男です。この二つの像は寺宝で、城願寺に由来の深い歴史上の人物の彫刻として、貴重なものです。実平の像は、衣冠束帯(平安時代中期以後、宮中に出るときに着た服)、冠は前折烏帽子、扇を持ち刀を腰につけています。遠平の像は、僧衣で笏を持ち、首は入り首式で、現在は漆で固定してあります。 製作年代は不明ですが、ほぼ鎌倉末期から室町初期にかけてのものと推定されます。土肥氏の子孫である小早川氏によって製作され、のちに城願寺に安置されたと伝えられています。

瑞応寺の銅造釈迦如来坐像

瑞応寺の銅造釈迦如来坐像
平成16年1月1日湯河原町第4次(第1期)指定
所有地: 湯河原町鍛冶屋字台当440
製作年代: 室町時代(1439年又は1469年頃)

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