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メルマガ湯ったりトーク 第33号(平成21年10月1日配信)

ページID:0002426 更新日:2021年12月1日更新 印刷ページ表示

ゆがわらメールマガジン 「湯ったりトーク」

第33号 (平成21年度 10月1日配信)

「日本は本当に広いんだなあ」と、今回つくづく感じたことをお伝えします。

過日、9月19日(土曜日)・20日(日曜日)に秋田県横手市へ、9月26日(土曜日)・27日(日曜日)には富山県立山町へ、いずれも週末に公務で行ってまいりました。

横手市への目的は、B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」の視察です。「B-1グランプリ」は今年で4回目を迎え、開催期間中に約26万7千人の来場者があったそうです。来年の開催地は厚木市に決定しています。湯河原町商工会では「坦々やきそば」で、来年の「B-1グランプリ」に参加しようと考えています。

「B-1グランプリ」に参加するためには、事前準備として、「愛Bリーグ」(B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会)に登録が必要です。「坦々やきそば」はその申請をすでに済ませていますので、今回は「B-1グランプリin横手実行委員会」等への表敬訪問が主な目的でした。

また、友好親善提携をしている立山町へは「布橋灌頂会」(ぬのばしかんじょうえ)という伝統行事が三年ぶりに復活するということで、ご招待をいただき、行ってまいりました。

「布橋灌頂会」(ぬのばしかんじょうえ)とは、聞き慣れない響きですが、簡単に申し上げますと、霊山立山山麓には、かつて全国から悩める女人が参集しましたが、霊峰立山は山岳信仰の山で、江戸時代は女人禁制でした。男性は登山し下山することで「浄土往生」(じょうどおうじょう)が約束されましたが、女性は山中に立ち入れないため、白装束姿で白い布が敷かれた朱の橋を渡り、立山山中に見立てた「姥堂」(うばどう)で儀式を受けることにより、「浄土往生」(じょうどおうじょう)が約束されるという「癒し」の行事です。

このように全く趣の違う行事を視察させていただき、「日本は本当に広いんだなあ」と感じました。そして、それぞれの場所で地域を活性化させようと、携わっている皆さんの意気込みは素晴らしいものでした。

湯河原温泉では、10月3日(土曜日)・4日(日曜日)に「十五夜の宴」が開催されます。日本情緒あふれるお月見の行事によって、湯河原温泉の意気込みが多くの方に伝わって欲しいと願っております。