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メルマガ湯ったりトーク 第48号(平成22年5月15日配信)

ページID:0002441 更新日:2021年12月1日更新 印刷ページ表示

ゆがわらメールマガジン 「湯ったりトーク」

第48号 (平成22年度 5月15日配信)

国が「観光立国」をめざし設置した「観光庁」(平成20年10月1日設置)は、外国人などの観光客の誘客対策として、人材、技術力、観光資源などの優れた資源を有効活用し、地域の特色を生かした魅力を国内外に発信し、観光の振興を推進する取り組みを進めています。

その「観光庁」は、複数の観光地が連携して2泊3日以上の滞在型観光をめざす「観光圏」の形成を推進しています。平成22年度から新たに15地域が「観光圏」に追加認定され、その一つとして、3市8町(湯河原町、箱根町、熱海市、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、真鶴町)から成る「箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏」が誕生しました。

そのような経過があり、5月10日(月曜日)に熱海市の起雲閣において、齊藤熱海市長、山口箱根町長と私の三者が、今後の更なる取り組みと連携を強化するため、対談を行いました。

熱海市と箱根町はいずれも湯河原町と比較して、「観光地」としての知名度や規模が勝っていると、皆さんも感じていると思います。しかし、「これからは単独での情報発信や誘客活動には限界がある」と、危機感を持っているようでした。

そして、「『旅』をする側の目線に立ち、何が提供できるかが重要だ」という同じ思いを確認することができました。
現在の成熟した日本の社会で、今後の観光について考えると、成長するアジアの活力を取り入れるといった観点からも、アジアを意識した外国人観光客の誘客は、不可欠であると私も思っています。そして、外国人をひきつける伝統や文化など魅力ある観光資源が、「観光圏」でつながった3市8町のこの地域にも、まだまだ潜在しているのではないかと思います。

今後の観光圏の連携による取り組みにより、この地域の四季折々の豊かな自然環境、歴史、文化等の新たな地域資源が掘り起こされ、日本人の豊かな感性を刺激する「昔なつかしい」や「郷愁」などの再発見にも、出会うことができるのではないかと期待をしています。