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メルマガ湯ったりトーク 第51号(平成22年7月1日配信)

ページID:0002444 更新日:2021年12月1日更新 印刷ページ表示

ゆがわらメールマガジン 「湯ったりトーク」

第51号 (平成22年度 7月1日配信)

サッカーの祭典「2010FIFAワールドカップ」が始まって3週間。熱戦の日々が続き、泣き笑い、興奮、そして感動で寝不足の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

オリンピックと同様の4年に一度の開催ということもあり、世界の各地区の予選を勝ち抜いてきた強豪と、国の代表として日の丸を背負って戦う選手の勇姿が、勝敗にかかわらず、見ている側に感動を与えてくれるのでしょう。

もちろんサッカー選手のみならず、海外で活躍している日本を代表するアスリートはたくさんいます。例えば卓球の福原愛選手、私の好きなゴルフでは、プロゴルファーの石川遼選手、現在米国で大活躍している宮里藍選手など、若い人たちが世界の舞台で活躍する姿に勇気をもらっています。

それとは対照的に、心技体を重んじてきたはずの日本の国技である「相撲」の世界は、どうなってしまったのでしょうか。

決して批評などするつもりはありませんが、スポーツは、プレーする選手の何事にも前向きにあきらめない強い心と、戦う姿勢を見て、選手の緊張や勝利への気迫が見る側に伝わって、心を打ち、勇気や感動を与えてくれるのだと思います。

また、心を通じて共感することができるのは、人や動植物の間だけではなく、人とモノの間にも成立するようで、先日、小惑星探査機「はやぶさ」が、2003年5月9日の打ち上げから7年を経て、数々のアクシデントを乗り越え、いくつもの功績を残して、奇跡的に地球に帰還をした様子を報道で知り、その事実に深い感銘を受けました。

開発当時から、今回の偉業に至るまで、計り知れない多くの人々が携わり、その人々の心からの願いによって、知らず知らずのうちに「はやぶさ」に「魂(たましい)」が込められ、人工的に造られた物体が、多くの国民に勇気と感動を与えてくれました。

人の心と記憶に深く残るような活躍には、真摯な「心」が大切だと強く感じました。