ウメ輪紋ウィルスとは
ウメやモモなどに感染する植物ウィルス(プラムポックスウィルス:PPV)です。国内では、平成21年に東京都青梅市のウメで初めて確認されました。また、平成28年度には、横浜市の一部地域で感染したウメ等の植物が確認されました。
このウィルスに感染し、果実が成熟前に落下するなどの被害が発生している国もあり、農林水産省では、国内でのまん延を防止するため、感染植物の発見と廃棄等を進めています。
※このウィルスは植物に感染するもので、ヒトや動物に感染することはありません。また、感染している樹の果実を食べても、問題ありません。
詳しくは、防除について(農林水産省ホームページ)をご覧ください。
情報提供のお願い
神奈川県では、農林水産省と連携して、感染植物の早期発見と防除に向けた対応を進めています。
ウメ等の植物で感染が疑われる症状がある場合には、
神奈川県農業技術センター病害虫防除部 0463-58-0333(内線391)へご連絡ください。
○感染する植物 ウメ、モモ、スモモ、アンズ、ネクタリン 等
○ウメ輪紋ウィルスの症状
・ウメでは、葉にドーナツ状の輪(輪紋)が生じます。
・モモなどでは、葉脈に沿って緑色の薄い部分(退緑斑紋)が生じます。
・症状は、新緑の時期(春に出た葉が開いて緑色が濃くなる頃)が一番明瞭です。
・詳しくは、病徴写真(農林水産省ホームページ)をご覧ください。
この情報に関するお問い合わせ先
農林水産課
電話番号:0465-63-2111 FAX番号:0465-64-0300