3月8日(火)、湯河原小学校の1年生が万葉公園でホタルの幼虫放流体験をしました。
これは、毎年6月に万葉公園で開催する「ほたるの宴」に向けて行う幼虫の放流を、湯河原小学校の児童に体験してもらっているもので、
児童たちは、まずはじめに万葉公園の奥にあるホタルの幼虫の飼育小屋で飼育装置や飼育の様子を見学しました。
ここには幼虫を飼育する専用の設備があり、約4万頭の幼虫で飼育をはじめ、放流するまでに約1万頭になってしまうそうです。それでも、自然界に比べると、たくさんの幼虫を元気に育てることができるそうです。
幼虫の取り出し作業も見学しました。
水の流れを利用して、幼虫の隠れ家となる小石や餌のカワニナから幼虫だけを取り出します。
子どもたちは、「幼虫がいたー!」とその様子に興味津々。
こちらがホタルの幼虫。
真ん中の白い幼虫は、脱皮したてで、このように見ることができるのは、とても珍しいそうです。
飼育小屋の見学が終わるといよいよ、独歩の湯手前の小川で放流体験。
一頭ずつトレイに乗せた幼虫を受け取り、じっくり観察。
「すごい動いてるー!」「落ちちゃう。落ちちゃう。」と、みんな興奮!
「大きく育ってね!」「ホタルになったら、また見にくるよ。」と声を掛けて、放流しました。
小学生のみんなが2年生になって少し経つと、今日放流した幼虫は、成虫になりきれいな光を見せてくれます。
その頃になったら、また会いに来てくださいね♪