ようやく、朝夕がしのぎやすくなってまいりました。
そして、いつの間にか日が落ちる早さに、ふと気付かされ、秋の気配を感じ、とても暑かった夏も終わろうとしています。
今年の夏を振り返ると、湯河原町では台風12号の被害、日本全体では「平成30年7月豪雨」と命名されたように、大きな豪雨被害が全国各地に発生し、この記憶は今後も語られていく事となるのでしょう。自然のありがたさ、怖さを、また教えられました。
この湯ったりトーク配信の翌日、9月2日(日)は「湯河原町総合防災訓練」の日となります。皆さん、ぜひともご参加いただければと思います。もし参加が叶わない方々には、この際、湯河原町のハザードマップ(4種類)の確認や、災害対応のためによく耳にする「自助・共助・公助」三助の中の「自助」について、ご家族、ご近所の方々、お友達などと、少しだけでもお話しをしたり、一緒に考えてみてはいかがでしょうか。良い機会になるかと思います。
そもそも自助とは聞いた事はあるけど、「正しく理解するには、どういう意味なの。」、「今更聞けないよ。」と、こんな声も聞こえてきそうですが、簡単にお伝えすると、「災害時に自分自身の命は自分で守る」ということになります。では、具体的にどうすればと、考えられると思いますが、例えば、自宅の近所の避難所の確認、防災グッズを常備すること、先ほどのハザードマップの確認など、災害が発生してからではなく、発生する前からそれに備えて、しっかりと準備をするなどの考え方で良いかと思います。正に、ことわざにもあります「備えあれば憂いなし」ということになります。
気象庁及び気象に関する情報を提供してくれるその他の組織でも、今年は、台風の数が例年以上に多くなると発表しており、その通りになっていると感じています。
9月、10月が本来の台風シーズンです。そのためにも防災に対して、どう向き合うのかを考えてみませんか。
8月29日執筆