年末年始は天候にも恵まれ、穏やかな天気の中、今年も1月2日の箱根駅伝から仕事始めとなりました。箱根駅伝往路ゴール付近での観光キャラバンは、議会の皆さんをはじめ、湯河原町経済3団体の方々とオール湯河原での活動で、初回から10年を越し、ありがたい限りです。
このように、年越しが穏やかで何よりと思った矢先に、テレビから流れた緊急地震速報には驚きました。昨年は、日本各地で災害が例年と比べ、多く発生した年でしたので、今年こそは穏やかであって欲しいと願っていたところ、熊本県周辺の震度6弱の地震発生には驚きました。
その一方で、正月らしいと驚いたことが、話題の豊洲市場での初競りで、マグロ一本が3億3,360万円で競り落とされたニュースです。関係者には、それなりの思惑があってとのことと想像しますが、それにしても、さすがにこの値段には驚きました。
また、年末からすでに色々と平成の時代の終わりを意識した、平成の出来事を回顧する番組も多く、「こんな事もあった?」「これは平成の出来事だったんだ?」と、曖昧な記憶がはっきりした中で、懐かしさを感じながら、新しい時代へのカウントダウンを実感しております。
そこで皆さん、昨年12月23日の天皇陛下、85歳のお誕生日の日の皇室での記者会見をご覧になられましたでしょうか。陛下のお言葉の中には、平成30年を振り返えられ、例年にも増して多かった災害のことに触れられたほか、平成の時代に入り、戦後50年、60年、70年の節目の年を迎え、「平成が、戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています。」とのお言葉、そして、皇后陛下へのねぎらいの言葉を贈られた時に、時折、涙声になられたあのシーンには、思わず見ている私も感動して涙が出ました。
いよいよ2019年は、「譲位」そして「改元」へと時が進む中、お祝いムードは必然的に高まりますが、ぜひとも穏やかな日々の中で、新しい時代の幕開けを、皆さんと迎えられることを心よりお祈りし、湯ったりトークといたします。
1月8日執筆