9月1日の湯ったりトークで、台風シーズンが近づく気構えとして、早め早めの対応の必要性を、お伝えさせていただいた直後に、今回の台風15号が湯河原を含む伊豆半島から、関東地方に上陸しました。
強い風と大雨の影響で、皆さん被害は無かったでしょうか?お見舞い申し上げます。
町の中では、倒木の被害が出たりしましたが、台風の大きさからしては、それほど深刻な被害は有りませんでした。しかし、町内で約1,800軒の停電が発生しました。翌日の9日(月)には正常に戻りましたが、その後の報道で、千葉県内では広範囲に及ぶ停電の復旧作業が進まず、多くの方が厳しい環境下での生活を強いられています。改めて、電気の無い生活が成り立たない事を思い知らされます。早い復旧を願うばかりです。
湯河原町の話に戻りますが、この台風の接近が、深夜から朝にかけてとの予報でしたので、8日(日)の午後4時に、町内10箇所の地域会館などを避難所として開設し、不安な方は自主的、且つ明るいうちの避難を呼びかけました。結果として事前に避難された方は、全体で28人でした。事前に避難された人数からして想像すると、なかなか行動に移すことは難しいのか?今回の状況をお伝えし、これからの参考にしていただければ幸いです。
今回の湯ったりトークも、前回と同様の内容となってしまいましたが、是非とも防災意識を高めていただき、その意識水準を維持していただくことの大切さ、災害時には自分の命は、何はともあれ自分で守る「自助」というこの考えを、今一度ご確認ください。
9月11日執筆