新年おめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに輝かしい新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、8月にリオデジャネイロオリンピックが開催され、日本は歴代最高の41個のメダルを獲得するなど、多くの日本選手が世界で活躍し、私たちに夢と感動を与えてくれました。
2020年には、いよいよ「東京オリンピック・パラリンピック」が開催されます。年々増加している訪日外国人観光客が、その時には、年間4,000万人になると予測されております。本町でも外国人観光客が増加傾向にあり、受け入れ態勢を整えていくことが急務です。
そのためには、言葉の違いはもとより、食文化や宗教など、全ての習慣が異なる「外国人観光客へのおもてなし」を、町全体で伝えていく必要があり、「オール湯河原」での取り組みとして進めてまいりたいと考えております。
また、昨年、本町におきましては、成熟した社会での「我が町湯河原」の行く末をしっかりと考え、スピード感を持って諸施策を進めてまいりました。現在、皆様にご迷惑をお掛けしている「駅前広場整備事業」は、バスロータリー側の工事が完了し、広場内に設置したパブリックアート「陶板レリーフ」の除幕式を昨年10月に挙行いたしました。
本年は、駅前広場整備事業が10月に全体の工事が完了し、町民の皆様の日常生活の拠点として、また、本町を訪れる観光客の皆様をお出迎えする新たな町の玄関口として生まれ変わるほか、一昨年、策定した「湯河原町まち・ひと・しごと創生総合戦略プラン」に掲げる諸施策が動き出しており、本格的な検証が始まる大変重要な年となります。
これまで以上に町政全般に渡る諸施策の推進に尽力してまいりますので、旧年にも増して、ご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
新しい年が町民の皆様にとりまして、喜びと幸せに満ちあふれた年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年の挨拶といたします。
広報ゆがわら1月号より