1月半ば過ぎから、寒さが一段と厳しくなって、私も少し風邪をひいてしまったようです。
皆様は、いかがお過ごしですか。インフルエンザにかかったということを、お聞きする機会が増えてきています。予防には、うがいと手洗いが一番大切だと言われますので、ぜひとも実施してください。とは言っても、風邪気味の私が言っても、説得力にかけるかも知れませんが。(笑)
さて、私はあまり大相撲には興味がないのですが、今回の「稀勢の里関」の横綱昇進の報道を見て、あらためて横綱になることは、とても大変なことだと認識しました。そして、「稀勢の里関」の生い立ちや、相撲界に入門してから現在までが紹介され、それを見てとても立派な人なのだと感じた次第です。
相撲取りの多くは、喜怒哀楽を顔に出さないことが多いですが、この方は特に表情からは、全く感情を読み取ることが出来そうに無い印象があります。
優勝が決まった後のインタビューで、ひとすじの涙を流した。その画面を見て、私は勝手にこの方はとても、純粋な心の持ち主だと感じました。
ここまで来るのには、私達には想像が出来ない程の苦労や稽古の積み重ねで、横綱という立場を勝ち取った訳ですが、日本人横綱誕生は、19年振りだそうですね。
とても立派なことを成し遂げても、実に控えめな振る舞いの中に、「日本人の美徳」を見られて、とても清々しい思いに浸れました。解説などで、苦節15年という表現も久しぶりに聞いて、日本独特なほめ言葉がやけに新鮮に感じます。
日本の国技にようやく誕生した日本人横綱は、私のような相撲をよく知らない者にも、日本人の大切な心を思い起こすきっかけになりました。
1月25日執筆