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最終更新日:2018年08月15日


オーストラリア ポートスティーブンス市 レポート
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2021年03月31日(水)

COVID-19 ロックダウン

今も全世界に多大な影響を与えている新型コロナウイルス。感染を防ぐ為に規制が厳しくなったり、緩まったりと、毎日ニュースを見ていないとルールがどのように変わったのか分からないくらい、去年の今頃は数日おきに規制の変更が発表されていました。

ちょうど去年の今頃、3月下旬にここオーストラリア全土がロックダウンされました。ルールはとても厳しく、必要不可欠な外出以外は禁止されました。
ー食料の買い出し
ー通勤・通学 (在宅ワークが可能でない場合)
ー通院
ー運動、犬の散歩 
というような理由がない限りは、自宅待機をしなければならず、お店は、スーパー、薬局、酒屋しか営業していませんでした。

 

スーパーでも一度に入れる人数が制限され、店の外で列を作っていました。買い物中、列に並んでる際も他人とは1.5mの距離を置くことが要求されました。お年寄りや医療関係者だけが開店してから最初の一時間だけ買い物が優先的にできるようなシステムが大手のスーパーで行われていました。ここ、オーストラリアでもトイレットペーパーの売り切れが続き、購入できる量が制限されました。他にも、小麦粉、パスタ、米、カップヌードルなどの長持ちする食材も不足になり一人当たり2袋までなどの購入制限がありました。

レストランやカフェもお持ち帰り以外は営業を行うことができず、着席をしての飲食は禁止されてしまいました。もちろん、パブやクラブなどは一時的に閉店され、映画館、図書館、ジム、プールなどの娯楽、運動施設も閉鎖されました。公園での遊具にも立ち入り禁止テープが貼られ、使用が禁止されました。

医療関係、警察、政府関連、公共機関、食料関連など国民にとって必要不可欠な労働者以外は仕事へ行くこともできませんでした。生活に必要不可欠ではない活動やビジネス・娯楽の施設で働く人々は仕事を失い、政府の援助金を受ける申請をするのにオフィスの外に列をなし、オンラインで申請をしても受理されるまでに何週間も待たされたそうです。ここポートスティーブンス市でもたくさんの人々や企業が政府から援助金をもらう申請をし、積み立てた年金を引き出す人も多くいたそうです。このように多くの人々が経済的に困難な状態に陥っていたので、オーストラリア政府は新型コロナウイルスで経済的影響を受けて家賃が払えない場合、大家が立ち退き命令を出すことを6ヶ月間禁止しました。

学校も両親が医療関係などで働かなければならない子供以外は自宅に待機することを推奨されていたので、ZoomやMicrosoft Teamsを使ったオンラインで授業が行なわれました。

結婚式、葬式でも参加できる人数が制限されました。一番規制が厳しかった時は結婚式は5人以下、葬式は10人以下しか参加できませんでした。

屋外、屋内を含め家族以外の集会は二人(自分以外に一人まで)と制限され、個人宅での私的なパーティーは禁止されました。特に70歳以上の方は、自宅での自己隔離を強く要請され、家族との接触も最小限に抑えなければなりませんでした。これをきっかけに食料品、日常品をオンラインショッピングで購入される老人が増えました。

 

このような新型コロナウイルスに関する政府の規制に反した場合は、その場で警察から個人には$1000、企業には$5000の罰金が課せられるようになり、警察が理由もなく人々が外で過ごしていないか、集会を開いていないかとパトロールしていました。特に、ここポートスティーブンス市は観光業の町なので、仕事が一時的にできなくなり、暇になった住民がビーチでくつろぎに来ることがあり、警察も運動をしに来ている人以外は、直ちに退去しないと$1000の罰金になると忠告をしている姿がよく見られました。

 

日本とは違い、マスク着用に関してはそんなに厳しいルールではありませんでした。コロナのホットスポット(感染多発地域)と指定されない限り、日常でのマスクの着用は義務ではありませんでした。公共の交通機関、病院を利用する場合にマスクの着用が必要とされていたくらいでした。ここポートスティーブンス市では、ロックダウン中にスーパーに、行く際に、マスクを着用される方がいましたが、今は、ほとんどの住民が着用をしていません。

私の覚えてる限りでは、去年の4月の発表では、ポートスティーブンス市には、34人ほどがコロナに感染したという記録がありました。ほとんどは、海外からの旅行から帰ってきた人やクルーズ船に乗って来た人だったそうです。コロナの感染の疑いがある国民は、すぐに、コロナの検査を受けるように強く推奨され、空き地やビーチにコロナの検査が無料で、週末も関係なく、ドライブスルーで受けられる施設が緊急に作られました。

 

ロックダウンのおかげで、感染も拡大せず5月からは3週間ごとに規則が見直され少しずつ規制が緩和されていきました。まずは、カフェやレストランで10人までなら着席することが可能になり、普通の買い物、近郊への旅行が許可されました。ここで行われているイルカウォッチングクルーズや他のツアーも乗客を10人に制限して、再開することができました。5月下旬には公立学校の全員の通常登校が再開され、教師と対面して授業を受けることができるようになりました。しかし、保護者が生徒の送り迎えで学校の敷地内に入ることは許可されませんでした。そして、生徒が少しでも具合が悪い場合は、念のため学校を休むことが勧められ、咳などをしてる場合は、コロナの検査で陰性の結果をもらうまでは、登校させてもらえなかったそうです。学校でも、手洗い、消毒を頻繁にするように強く推奨され、日中も清掃員が常にタッチポイント(よく触られる場所)を消毒したり、教師も運動器具を生徒が使用する度に消毒をしていたそうです。
6月には、レストラン、カフェでの入店人数が、最大50人までと引き上げられ、必ず着席し、一人当たり4平方メートルの面積を確保するということが原則になりました。コロナ衛生監視員という専任のスタッフを置くことが義務付けられ、客が1.5mの社会的距離をとっているか、清掃、衛生状況の確認を常にしなければなりませんでした。このような規則を破った場合、$11000の罰金、もしくは6ヶ月の懲役が課せられてしまうので、従業員だけでなく客にも規則を守ってもらうようにコロナ衛生監視員が常に店内をパトロールしていました。
厳しい規制はありますが、お店にお客さんを入れることができるようになり、少しずつ活気も戻っています。まだ、州境は閉鎖されているのですが、州内からポートスティーブンス市へミニホリデーに来られる方々が増えました。海外や他の州への旅行に行けなくなったせいか、今まで以上に、ここの宿泊施設は予約でいっぱいになり、学校の冬休みにはたくさんの家族連れで町が賑わっていました。

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2021/03/31 14:27 | ポートスティーブンス市

2020年01月27日(月)

幸いポートスティーブンスでは大きな山火事はありません。

山火事山火事

世界でもニュースになっていたようですが、今年はオーストラリアの全土で山火事が連続で起きた夏でした。特にここニューサウスウェールズ州は被害が一番ひどかったようです。去年の10月から始まった山火事は現在までオーストラリア全土で合計約10ミリオンヘクターの土地を燃やしたのですが、その半分の5ミリオンヘクターがこの州で起きています。今のところ3000以上の家屋が燃え、約30人ほどの死者が出ています。ニュースでは毎日あちこちで起こっている山火事の情報が流され、避難警報が出されたりもしていました。

 

今までは2009年に起こった”Black Saturday”と呼ばれる山火事が大きな被害を出し有名でしたが、今年はそれをはるかに上回る広範囲での山火事が起きています。2009年はビクトリア州で450,000ヘクターの土地が被害にあい、3000以上の家屋、建物が燃え、173人の死者を出しました。ビクトリア州では数日にわたって気温が43度に達するという日が続き、時速100kmの強風のせいで山火事の被害が予測のつかない方向へ急激にどんどん広がっていってしまったそうです。


幸いここポートスティーブンスでは大きな山火事はなく、ただ山火事の煙でほとんどの日が灰色の空で朝なのか昼なのかも分からない日々が続いていました。唯一の山火事はAnna BayのOneMile Beachにて6ヘクターほどの山火事が1月11日の朝に起き、近くの住民に警報が出されていましたが、ヘリコプターでの水爆弾と消防車とボランティアの人々の消化活動にてその日の午後には鎮火されました。強風によって電線から点火してしまったのだろうと言われています。

 

今では”Fire Near Me”というニューサウスウェールズ州政府の消防署局から出された携帯電話のアプリで自分の近辺の山火事のレベル、警報などの状況をチェックできるようにもなっています。そして、この大山火事は直接的な影響はなくてもポートスティーブンスに経済的打撃は与えました。ポートスティーブンスの大きな経済の源は観光業です。特に夏休みには国内の観光客で賑わうのが恒例になっていますが、山火事の影響でホリーデーに来られる人が少なく、私がここに来てから一番静かな夏休みとなってしまいました。

 

しかしながら、街のあちこちで山火事の被害者への募金活動が行われ、毎年恒例のクリスマスキャロルの夜の花火を中止し、その資金は山火事被害からの復旧活動の募金へと回されたりもしました。

 

今年の夏はほとんど雨が降ることがなく、水不足も大きな問題になっています。この地域では水不足が2020年1月20日からレベル2という警報がだされ、水を使う規制が出ています。ダムの水が半分に近づいているそうです。下記がレベル2の状況下で水を使用する際の主なルールになります。


• 最高4分までのシャワー
• スプリンクラーの使用禁止
• 洗車はバケツの水を使うのであれば許可
• トイレや水道の水漏れの修理を強制
• 1日15分まで一日置きのホースでの水まきが朝の10時前か午後4時以降に許可(住所が奇数の家は奇数の日に水まきが許可される)

 

また雨が降りダムに水が溜まるまではこの規制に従わなければなりません。このように、ポートスティーブンスは直接の大山火事の被害に遭わずにいますが、今もなおオーストラリアのあちこちで山火事が起きていますので、油断はできません。オーストラリアの国全体の問題としてお互い助けあって避難・消化活動、そして野生動物のレスキューが行われています。姉妹都市の皆様、ご心配いただきありがとうございました。

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2020/01/27 17:30 | ポートスティーブンス市

2019年07月22日(月)

ベイビーブームの秋


ここポートスティーブンスでは夏が終わった後のほうが海水の温度が上がり、心地よく海水浴が楽しめます。真夏は気温は高いのですが、海水の温度は20度前後と少し冷たく、秋の3、4月のほうが平均水温23、4度とこの地区の年間の最高水温に達します。
そして、水の温度が上がるこの時期はイルカの赤ちゃんが生まれる時期でもあります。ほとんどのイルカは水が暖かい時期に合わせて出産をします。というのは、生まれたばかりの赤ちゃんは体温の保温に必要な脂肪が少なく、海水が低い温度の時に生まれてしまうと凍え死んでしまう可能性もあるからです。
妊娠期間は約12か月。私が知る限りでは今年の秋は、最低でも5頭の赤ちゃんが生まれました。メスのバンドウイルカは成熟すると3?4年ごとに赤ちゃんを産みます。授乳期間は18か月ほどですが、大抵生後6か月頃からは魚も自分で捕まえ食べるようになります。
このポートスティーブンスの湾には120?150頭のミナミバンドウイルカが生息していると言われております。季節によって移動するわけではないので、幸運なことに一年中イルカを湾内で見ることができます。ここで生まれたイルカはここで繁殖し、捕食し一生を過ごします。たまに捕食のために湾を出て外洋に出ることもあるようですが、その後はすぐに湾に戻って来ているようです。
イルカ達は小さなグループでこの広い湾に散らばって生息しています。一つ一つのグループは平均4頭から12頭ほどになります。メスとオスのグループに分かれていて、メスは協力して赤ちゃんイルカの面倒を見ますが、オスのグループは魚を追っかけ、メスイルカ達を追っかけ、波乗りをして一年を過ごしています。なんてお気楽な生活なんでしょう?!笑
何頭かのイルカは特徴的な背ビレの形をしているので、私たちでも簡単に見分けることができます。イルカの背びれは私たちの指紋のように一頭一頭違う形をしているのです。一番有名なイルカはおばあちゃんイルカのNicky(ニッキー)、彼女の背ビレの上のほうには三角形の切れ込みが入っています。湾内に新しい赤ちゃんが生まれると新しいママイルカと行動し、まるで子育ての仕方を教えてるかのような姿がよくみられます。他にもオスのボスグループの4頭のイルカにはイギリスのバンド、ビートルズのメンバー、John(ジョン)、Paul(ポール)、Ringo(リンゴ)、George(ジョージ)という名前がつけられたりします。ちなみに私はリンゴが一番のお気に入りのイルカです。

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2019/07/22 16:59 | ポートスティーブンス市

2019年03月08日(金)

猛暑と山火事

Salt Ashで全焼した車庫Salt Ashで全焼した車庫

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2019/03/08 17:17 | ポートスティーブンス市

2018年09月18日(火)

ブルーウォーターパラダイス No,4

嬉しいロリキートの来客嬉しいロリキートの来客

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2018/09/18 15:55 | ポートスティーブンス市

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