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最終更新日:2018年06月12日


イタリア ティヴォリ市 海外駐在員 レポート
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2019年08月08日(木)

ティヴォリのテルメ

 皆さま、こんにちは。日本はいよいよ夏本番でしょうか。夏休みのご予定を立てている方も多いのでは?

今月はティヴォリのテルメ“Acque Albule”のご紹介です。Acque は水Albuleはラテン語で白っぽいという意味。

その名の通りテルメ施設から1kmほど離れた源泉湖(写真1)から乳青色で23℃の冷泉が湧き出ています。

泉質は濃度の高い硫黄炭酸冷泉で硫化水素、炭酸カルシウムを含んでいます。

この源泉湖はローマ帝国初代皇帝アウグストゥス帝の時代から有名で複数のラテン語文献にも記されています。

源泉湖より直接水を引き現在のような施設が整ったのは1800年代終わりから。

特に負傷した軍人を癒すのに最も適した冷鉱泉だったそうですが慢性皮膚炎、呼吸器疾患、リュウマチ、泌尿器系によく効くそうです。

効能を活かした治療設備も整っておりネブライザー(300席 写真2)、エアロゾル、ミネラルを含む泥パックセラピー、ジェットバスの中での理学療法、打たせ湯など自分の疾患に適した治療を受けることが出来ます。

皮膚科医、耳鼻咽喉科医も常駐しており診察も可能です。

施設は「ティヴォリテルメ」とそのままの名前が付いた町の主要道路に面して建てられておりこの辺りに来ると硫黄泉特有の臭いがするのですぐ分かります。

近くには有名な大理石トラバーチンの採石場があります。ティヴォリ中心からは車で15分ほどローマからも30分くらいで来れます。

門(写真3)を抜けエントランスを入って正面が受付(写真4)、左が治療の受付です。

屋外冷鉱泉プール又は屋内温水プール込みのスパゾーン(写真5)を選択できますが屋外プールのみ6月から9月の2週目くらい(天候による)までのオープンです。

学校の夏休みが6月からなので共働きの家庭のために有料のミニクラブという一週間単位で子供を預かるサービスがあります。

12ヘクタールもの敷地には中央にレストラン兼バール、(写真6)4つの広々とした屋外プールがあり青々とした芝生とヤシの木に囲まれ、まるで南国リゾート!(写真7)プールで楽しみながら冷鉱泉の効果も得られるなんて一石二鳥ですね。

炭酸が強いので体がシュワシュワ刺激され歩くだけでも血行促進効果があります。

ただ屋外プールは源泉と同じ23℃でかなり冷たく入るときは少々勇気がいります。

温泉がお好みの方は別料金ですがデイスパがおススメです。

35~37℃に加温されたプール、サウナ、トルコ風呂を利用できます。
リラックスルームでゆったりしたり各種マッサージも出来るので自分へのご褒美にいかがでしょうか。

温泉成分配合のスキンケア商品(写真8)も購入できます!

ホテルも隣接されているのでバカンスシーズンの今は国内外の長期滞在のお客様もたくさんいらっしゃり一日平均利用者は2000人強だそうです。

一日冷鉱泉浴を楽しんだ後は本当に体が軽くなり疲れがとれるので14ユーロの入場料は高くないのではないでしょうか。

1月、2月のメンテナンス時期以外は年中オープンしていますので機会があればぜひお立ち寄りください。


 

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2019/08/08 14:20 | ティヴォリ市

2019年07月22日(月)

騎士の馬上槍試合ショー

皆さま、こんにちは。こちらは先月降り続いた長雨が嘘だったかのように6月になったとたん太陽が顔を出し晴天続きの記録を更新し続けております。例年以上の暑さで熱中症に要注意です。
さて、今回ご紹介するのは中世からルネッサンス期に行われていたという騎士の馬上槍試合ショー。戦闘が無い時期でも技術が劣らないための訓練・演習が主な目的ですが個々の勇敢さを貴族にアピールする場でもあったようです。強者は貴族の娘と結婚できるチャンスがあったとか。
行われたのはティヴォリ市のシンボル“ロッカ・ピア”という要塞に隣接した古代ローマ円形闘技場。かつては人間対猛獣の試合も行われていた場所でコロッセオと比べると規模は小さいですが4000人収容できたそう。
試合の前に騎士に扮する方が中世に使われていた甲冑の着方を観客の前で披露。素材は鋼鉄でなんと総重量40㎏にもなり着る方も乗せる馬も大変ですね!!
試合形式はジョストラとトルネオと呼ばれる2種類。
ジョストラは一騎討ちの3回戦。互いが4メートルほどの木の槍(伊語:ランチャ)を水平に持ちすれ違い様に相手を突き、落馬した方が失格。槍の先は折れ易くなっていて先が折れた場合は減点。
トルネオは団体戦で3種類の競技で得点を争います。
?1,5メートルの高さくらいのポールに吊るされたリングを槍の先にくぐらせ捉える。
②木杭上部に固定されたにんじんまたはリンゴを剣刀でスパッと切る。
③地面に置かれた穀物の入った麻袋に槍を命中させ突き刺さればOK。
と観戦前に進行役から競技の説明がありいざ試合開始!
ジョストラは騎士同士が対面し従事による合図で馬が地を蹴り勢いよく走り出し、騎士が狙いを定めて槍を突く様に思わず息を止め見入ってしまいました。落馬は危険なのでお互い力を加減しているようですがやっぱりハラハラドキドキ。デモンストレーションはいえ槍の先が折れる度歓声が上がり白熱した試合でした。準備の方々も中世風の衣装を着ているので周りの景色と相まって中世にタイムトリップしたよう。
トルネオの方は楽しみながら観戦。特に命中した時には拍手喝采。ただ、槍の対象物が実践では人間だったのだなと思うと複雑な気持ちです。
実はこのショーが行われた日の気温は36度越え!2時間も炎天下で重い鎧を身に着けているとは思えないほど俊敏に競技するには相当熟練されている方たちなのでしょう。イタリア全土でもかなりレアなショーなので見られたのは幸運でした!

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2019/07/22 16:56 | ティヴォリ市

2019年06月06日(木)

グリーンアスパラとベーコンのパスタ

 皆さま、こんにちは。こちらは、例年ならどこまでも続く青い空に太陽の日差しが強~い時期。
 白い肌を少しでも小麦色に焼こうと土、日は海に行くイタリア人が多いのですが今年はなぜか
 梅雨のように雨が降り続きどんよりと気分が落ち込むような日々のイタリア。 そんな時は旬の食材を使って美味しいものを食べ少しでも気分を盛り上げましょう!ということで 今月は野生のアスパラガスを使ったパスタのレシピをご紹介したいと思います。
 実はティヴォリではこの時期あちこちで野生のアスパラガスが採れるんです!車を走らせていると道路脇で野生アスパラを採っている方をよく見かけます。日本で売られているアスパラとは違い細長くひょろっとしていますが味が凝縮されている感じでとても美味しいです。普通のアスパラでも美味しく作れますのでぜひお試しください。

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2019/06/06 16:27 | ティヴォリ市

2019年05月08日(水)

Pasqua(パスクア=復活祭)

皆さまこんにちは!
日本ではもうすぐ「平成」が終わり新しい「令和」の時代が始まりますね。
万葉集から引用されたということで湯河原の皆さまにとっては感慨深いのではないでしょうか。こちらは3月最終日曜日からサマータイムに切り替わり夜9時頃まで明るくイタリア人がウキウキする時期になりました。

さて、今回はパスクアのお話です。クリスマスに次いで重要な祝日。十字架にかけられ亡くなったキリストが三日後の日曜日に復活されたことをお祝いする日です。日本ではイースターとして知られていますね。カーニバルのレポートで少し触れましたがパスクアは移動祝日で毎年日付が変わります。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日と定められていて今年は遅めの4月21日。
パスクアの日は親族と食事、次の日のパスクエッタと呼ばれる祝日は友人とピクニックやBBQ をするのが慣例でしょうか。パスクアの昼食はイタリア全土、調理法は違っても子羊を食べるという習慣があります。でも、ティヴォリではパスクアの朝はボリュームのある朝食を食べる習慣があり、この日だけはゆで卵やアスパラガス入りのオムレツ、サラミ、チーズをティヴォリでしか手に入らないピッツァ・クレッシュータ(アニス入りパン)と一緒にいただきます。とにかく卵料理とアスパラを使った料理を食すのがティヴォリ流。

ティヴォリ地方では昔、卵をパスクアの前に教会へもって行き聖水をかけてもらい清めてもらっていたそうです。昼食はアンティパスト、ラザニアやアスパラとベーコンのパスタ。セコンドは子羊のフリットやロースト。なんと脳みそまでローストされて出てくるので結婚当初はかなりのカルチャーショック!!20年たった今もこれだけは食べられません(笑)デザートはコロンバと呼ばれるパン菓子。ちなみにコロンバとは白いハトという意味で平和の象徴です。パスクアの手土産に欠かせないのは子供達が喜ぶ uovo di Pasqua (ウオーヴォディパスクア=イースターエッグ)という卵型のチョコレートやウサギを模したチョコレート。卵のかたい殻は「死」そこから生まれてくることで「復活」を、うさぎはぴょんぴょん跳ねることで「生命力」を象徴しています。

今年はお友達と一緒にお祝いしたのでその様子を写真でご紹介します!

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2019/05/08 09:47 | ティヴォリ市

2019年04月01日(月)

Fiera di San Giuseppe(フィエーラ ディ サン ジュセッペ =聖ヨセフの市)

皆さま、こんにちは!
今月は毎年3月19日にティヴォリ市で開かれる聖ヨセフの市をご紹介します。

イタリアではこの日は父の日。あれ?父の日って6月の第3日曜日じゃなかったっけと疑問に思われる方もいらっしゃるのでは?実はこれもまたカトリック教と関係しています。
イタリアのカレンダーは聖人暦といって365日全ての日に守護聖人の名がつけられています。3月19日は聖ヨセフの日、ヨセフ(伊:ジュセッペ)はマリア様の夫でキリストの養父の名前なのでこの日がイタリアの「父の日」というわけです。

2月下旬からお菓子屋さんではbignè di San Giuseppe(ビニェ・ディ・サン ジュセッペ)と呼ばれるお菓子が並び始めるので、「あ~、そろそろ父の日か~」と思い出させてくれ、小学生くらいまでのお子さんがいるパパ達は感動のお手紙や学校で作ったプレゼントを貰えますが毎年、曜日が変わるので母の日と比べ少し印象薄なイタリアの父の日。
でも、ティヴォリ市は毎年この日は祝日となり学校もオフィスもお休み!!なので市民にとって父の日は休日=市に行こう!!となり待ち遠しい日なんです。

当日、市内中心部には衣食住に必要なものを取り揃えた屋台が100以上立ち並び、手に入らないものはない程かなり大規模な市になります。
歩行者天国となった町は早朝から夜9時頃まで人で溢れ、歩くのも必死!そして、なんといってもこの市の大きな目玉は子供が喜ぶ動物が売られていること。
うっかり子供達だけで行かせると帰ってきた子供がひよこやウサギを買ってきて呆然とすることも(笑)
50年程前までは牛、馬、羊といったかなり大きな動物も売買されていたそうです。

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2019/04/01 20:25 | ティヴォリ市

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