湯河原文学賞小説の部 受賞作品
文化の香り高い町を目指し、第20回湯河原文学賞小説の部では、令和2年8月1日から11月16日まで、テーマ・時代を問わず短編小説を募集し、全国から168編の応募がありました。
選考結果
最終選考作品3編の中から、次の作品を最優秀賞として決定しました。
作品名 | 著者名 | お住まい |
---|---|---|
行き止まりの百日紅 | 奥田 謙治 | 東京都練馬区 |
【作品のあらすじ】
主人公の亜希子は、家で教材の執筆をしながら、麻痺が残る80歳の義母の介護をしていた。
夫は女の元へ走り、2年間一度も帰ってこない。家は行き止まりの路地の一番奥にあり、路地から出る際には近所から嫌われ者の老婆が住む家の前を通らなければならなかった。老婆は通るたびに酔っては暴言を浴びせてくる。しかし、なぜか私の家の庭に咲く百日紅が気に入っていて、勝手に庭へ入っては介護中の義母に優しく話していることがあった・・・。
最優秀作品は祥伝社『小説NON6月号(5月21日発売)』に掲載予定です。
※最優秀作品及び最終選考まで進んだ作品3編についての選評もあわせて掲載予定です。
主人公の亜希子は、家で教材の執筆をしながら、麻痺が残る80歳の義母の介護をしていた。
夫は女の元へ走り、2年間一度も帰ってこない。家は行き止まりの路地の一番奥にあり、路地から出る際には近所から嫌われ者の老婆が住む家の前を通らなければならなかった。老婆は通るたびに酔っては暴言を浴びせてくる。しかし、なぜか私の家の庭に咲く百日紅が気に入っていて、勝手に庭へ入っては介護中の義母に優しく話していることがあった・・・。
最優秀作品は祥伝社『小説NON6月号(5月21日発売)』に掲載予定です。
※最優秀作品及び最終選考まで進んだ作品3編についての選評もあわせて掲載予定です。
選考通過
作品名 | 著者名 | お住まい | 選考状況 |
---|---|---|---|
行き止まりの百日紅 | 奥田 謙治 | 東京都練馬区 | 2次選考通過 |
羅馬―一六一五年 | 島村 潤一郎 | 石川県金沢市 | 2次選考通過 |
寛保巌流島 | 崑 鳶尾 | 京都府京都市 | 2次選考通過 |
緑のハンカチ | 西浦 理 | 茨城県行方市 | 1次選考通過 |
暴風域からの逃亡 | 松本 昂幸 | 東京都世田谷区 | 1次選考通過 |
神様はあなた | 桃井 正彦 | 福岡県行橋市 | 1次選考通過 |
啄木の詩 | 不来方 久遠 | 東京都北区 | 1次選考通過 |
透き通る手 | 紺谷 充彦 | 北海道札幌市 | 1次選考通過 |
日照雨 | 秋保 山人 | 宮城県仙台市 | 1次選考通過 |
順不同 敬称略
たくさんのご応募ありがとうございました。
この情報に関するお問い合わせ先
地域政策課(企画係)
電話番号:0465-63-2111 FAX番号:0465-62-1991