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最終更新日:2020年06月30日


平松礼二 館

印象・湯河原梅林

現代日本画壇の主軸として活躍する日本画家・平松礼二の作品を常設展示。3ヵ月後ごとにテーマを設け、企画展を開催しています。

令和2年度平松礼二館企画展

富士四季彩
開催中

日本の美-富士四季彩
令和2年7月2日(木)~9月28日(月)

 平松画伯は20代の頃、一時期山登りに夢中になった時期がありました。日本の二千メートル級の著名な山をほとんど踏破していながら、富士山には一度も登頂したことがないそうです。日本の美の象徴でもある富士山は、他の山と一線を画す特別な存在という意識があったのかもしれません。
 富士山は、その存在感や優美な姿から、これまで多くの画家によって描かれてきました。それ故に作家のオリジナリティや技量が問われる難しいテーマであるといわれます。平松画伯も幾度となく対象に向き合い、時にはダイナミックに時には清閑な富士を描いてきました。
 近年では、フランス印象派とジャポニスムの研究から日本美の真髄を様式美の中に見出し、独自の装飾的な表現で「かざり」をまとった華麗な富士を制作しています。
 今回の展覧会では、日本の四季の風物とともに描かれた数々の富士を展示いたします。

2020富士四季彩・リスト .pdf
PDF形式 :720.9KB


日本の光

日本の光

大観山金秋

大観山金秋


終了しました

ノルマンディスケッチ紀行
令和2年3月26日(木)~6月29日(月)

 フランス北西部に位置するノルマンディ地方は、かつて印象派の画家たちが好んで絵の題材にした場所として知られています。平松画伯は1994年のパリでの個展をきっかけに印象派への関心を深め、ジャポニスムを研究する旅を始めます。取材のため、印象派を代表する画家、クロード・モネが晩年居住したジベルニーを中心に、当時の画家たちが見た風景を訪ねて何度となく渡仏しました。
 本展では、現地で描いたスケッチ作品を中心に展示し、現在に至るまでライフワークとして制作し続けている平松画伯の目を通して見たノルマンディの風景をご覧いただきます。
農家の門

「農家の門」


画業をたどるシリーズ③ 「飛躍の時代 NEW YORKシリーズから 1989-1994」
令和2年10月1日(木)~11月30日(月)

 日本画家・平松礼二がこれまでにたどってきた道のり振り返り、その画業を作品によって紹介するシリーズの第3回目です。
 少年時代にあこがれと反発を抱いたアメリカの都市をテーマに、幾何学的構図や抽象表現など斬新な技法を用いて描いた意欲作を展示します。

 このシリーズでは、年1回のペースで、平松の画業をテーマごとに追っていきます。
NEWYORK NIGHT

NEWYORK NIGHT


湯河原十景-もうひとつの風景
令和2年12月3日(木)~令和3年3月1日(月)

「湯河原十景」制作の中で生まれた作品の中から、画家を魅了した湯河原の色彩豊かな自然を描いた秀作を展示します。四季折々の美しい風景をご覧ください。
月下梅宴

月下梅宴


 

作家略歴

  

1941年 東京で生まれる
1946年 名古屋に転居
1958年 愛知県立旭丘高校入学
1960年 青龍社展に初入選、奨励賞受賞
1961年 愛知大学法経学部入学
1977年 創画展に初入選する(1988年まで出品)
1984年  横の会結成に参加
1989年 山種美術館賞展で大賞を受賞
  紺綬褒章受章
1992年 鎌倉市へ転居
1994年 多摩美術大学教授就任(2005年退任)
1999年 「印象派ジャポニスムへの旅 平松礼二展」(高島屋他11会場巡回)

2000年 

月刊誌「文藝春秋」の表紙絵の担当となる(2010年12月まで)
       MOA岡田茂吉賞で大賞を受賞

2002年

湯河原ゆかりの美術館で「日本画・ 革新への潮流~平松礼二展」開催

2006年   了徳寺大学学長に就任(2007年退任)
  10月 町立湯河原美術館に「平松礼二館」開館
2011年 「画業50年の軌跡 平松礼二展」(名古屋市美術館)
2013年 「平松礼二・睡蓮の池・モネへのオマージュ展」

 

2015年

(仏・ジヴェルニー公立印象派美術館)

翌年、ドイツベルリン国立アジア美術館巡回

平松礼二・森口邦彦展(MOA美術館)

 2017年 町立湯河原美術館名誉館長就任
 2018年 仏・ジヴェルニー印象派美術館で「平松礼二 イン ジヴェルニー」展開催

現在 無所属
   (一社)日本美術家連盟理事
   順天堂大学客員教授
   愛知大学名誉博士
   町立湯河原美術館名誉館長

作者近影
作者近影
平松礼二近影


モネの睡蓮について

 パリの郊外にあるジベルニー村には、印象派を代表する画家、クロード・モネが晩年を過ごしたアトリエがあります。日本風の庭園の池には、モネが絵の題材にした睡蓮が咲き、世界中の美術ファンに知られています。

 平松礼二画伯は、モネが愛したジャポニスムを検証するため、ジベルニー村を四季折々に訪ね、睡蓮を描き続けました。日本画家の眼を通して見た光景は「印象派・ジャポニスムへの旅」シリーズに結実しています。

 のちに画伯は、モネ財団から友情の証として「モネの睡蓮の株」を譲られました。この貴重な睡蓮は、平成18年10月町立湯河原美術館に平松礼二館が開館したことを記念して当館に株分けされ、庭園の池で育成されています。

 開花時期は年によって変わりますが、6月~8月頃になります。

 

※当館には、モネの作品はありません。

スイレン1
スイレン2
スイレン3

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