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最終更新日:2019年06月14日


彫刻

不動堂の雨乞いの面(ふどうどうのあまごいのめん)

不動堂雨乞いの面

画像提供: 中老 雅明 様

昭和54年4月1日湯河原町指定
所在地: 湯河原町宮下417

農耕の生活には自然の雨水が貴重な資源であったので、古くからこのような面を使って、降雨を祈る行事が行われました。
雨乞いは、深夜この面を奉持し、三町(※1) ほど離れた千歳川の川岸に降ります。もとは、そこに水分(みくまり)(※2) の(ほこら)がありました。川に入って面を川水に浸し、不動堂に帰ると必ず降雨があったと伝えられています。修験者がこの堂に住んで加持(かじ)祈祷(きとう)をしていましたが、雨乞い行事もそのひとつでした。
この雨乞いの面が不動堂に保存された年代は不明ですが、江戸期から農耕における農民の切実な信仰を物語っています。 面は上顎に牙、頭の上に角があるので、鬼面を原型としていますが、表情に雨蛙(あまがえる)の印象を取り入れたのが特徴で、雨蛙を雨神とする民俗信仰の現れとして貴重なものです。
※1 三町  330m
※2 水分  水分(みくまり)の神は流水の分配を司る神


土肥実平(どいさねひら)及び遠平(とおひら)像

土肥実平及び遠平像
昭和54年4月1日湯河原町指定
所在地: 湯河原町城堀252 城願寺(じょうがんじ)境内

土肥(どい)次郎(じろう)実平(さねひら)は、城願寺を建立したこの地の豪族で、弥太郎(やたろう)遠平(とおひら)は、実平の長男です。この二つの像は寺宝で、城願寺に由来の深い歴史上の人物の彫刻として、貴重なものです。実平の像は、衣冠(いかん)束帯(そくたい)(平安時代中期以後、宮中に出るときに着た服)、冠は前折(まえおり)烏帽子(えぼし)、扇を持ち、刀を腰につけています。遠平の像は、僧衣で(しゃく)を持ち、首は入り首式で、現在は(うるし)で固定してあります。 製作年代は不明ですが、ほぼ鎌倉末期から室町初期にかけてのものと推定されます。土肥氏の子孫である小早川氏によって製作され、のちに城願寺に安置されたと伝えられています。

瑞應寺の銅像釈迦如来坐像(ずいおうじのどうぞうしゃかにょらいざそう)

瑞応寺の銅造釈迦如来坐像
平成16年1月1日湯河原町第4次(第1期)指定
所有地: 湯河原町鍛冶屋字台当440
製作年代: 室町時代(1439年又は1469年頃)

この釈迦如来坐像は、背面に陰刻(いんこく)(凹型に彫り込むこと)名があり、「己未七月九日□阿弥」と記されています。干支に当てはめると西暦1439年または1499年ころの作製になり、作製年から瑞應寺開山の寛文9(1669)年以前のものであると推測されます。
像は、ふっくらとした(ほほ)を持ち、膝張りは、肩幅に対してあまり広がらず、折り返しのある衣文など室町時代の特徴を備えていて、中世の数少ない銅像作例であることから極めて重要です。

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