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メルマガ湯ったりトーク 第25号(平成21年6月1日配信)

ページID:0002418 更新日:2021年12月1日更新 印刷ページ表示

ゆがわらメールマガジン 「湯ったりトーク」

第25号 (平成21年度 6月1日配信)

5月・6月には、いろいろな地域で団体、組合等の定例総会が多く行われています。私も町長として団体、組合等に携わっている場合や、来賓としてご案内いただき、出席することがあります。

そんな中、先日「湯河原町自衛隊協力会定期総会」に出席しました。今回は、その時に感じた事をお伝えします。

この組織の活動は、自衛隊を理解し、町民や行政との橋渡しをし、相互の理解を深め、自衛隊の健全な発展に寄与することを目的としています。

総会の議案の審議の終了後、短い時間でしたが自衛官から、現在、世界各国が保有している戦闘機や、過日、日本を含め近隣諸国に脅威を与えた北朝鮮のテポドンのしくみなどの講話を拝聴し、国防意識の必要性、認識の甘さを実感しました。

自衛隊に対する考え方に、憲法上の解釈で「合憲」「違憲」の議論がありますが、高度な憲法解釈論は別としまして、災害時においての救援活動、防災面での協力などは、他に代わるものはないと思います。大規模な自然災害など有事の際は、派遣を要請することになります。組織に備わっている資機材、マンパワー、統制力などの活用で活躍が期待されます。

しかし、それだけでは埋めることができない事が考えられます。非常時に迅速に救援活動をしていただくためには、地理的条件、気候などを含め、湯河原を熟知していただくことが不可欠です。

そのためにも、日頃から自衛隊協力会を通じての交流や、当町で毎年実施されている水泳訓練などで湯河原を知っていただくことは、自然災害などの発生時に、自衛隊の持っている能力を、最大限発揮していただくための事前の備えのひとつと思っています。

毎年、町の総合防災訓練にも参加協力をいただいていますが、今年度も市原会長共々、参加をお願いしました。

誰もが災害に見舞われないように願うところですが、平時からしっかりと考えなければならないと強く思ったところです。