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メルマガ湯ったりトーク 第34号(平成21年10月15日配信)

ページID:0002427 更新日:2021年12月1日更新 印刷ページ表示

ゆがわらメールマガジン 「湯ったりトーク」

第34号 (平成21年度 10月15日配信)

緑色の葉の中にオレンジ色が入り混じり、みかん畑の表情に秋の気配が感じられるようになりました。

秋のイメージと言えば、過ごしやすく、「芸術」「スポーツ」「食」などにおいてもとても良い季節です。そんな中、過日10月10日(土曜日)に第61回湯河原美術展表彰式に出席しました。

いずれも秀作ぞろいの数多くの作品が出展され、受賞作品の作者の方々へ、賞の贈呈が行われました。

また、表彰式にあわせ、湯河原美術協会創立60周年記念として、創設当時から湯河原美術協会会員であり、今なお会員として作品の出展をされている坂田計雄さんへ、湯河原美術協会の松野会長から、これまでのご功績に対し、感謝状が贈られました。

今をさかのぼること約60年、私が生まれる以前の昭和25年に、湯河原美術協会が誕生されたようです。坂田計雄さんの謝辞の中に、当時の様子を伺い知ることができました。

当時の会員の中には、三宅克己さん、安井曽太郎さんといった著名な方々もいらっしゃったようです。戦後まだ間もない、大変厳しい時代に美術協会を立ち上げた当時の方々のご尽力には、敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。

湯河原にはそれ以前から礎となる文化的な歴史があったとはいえ、美術協会を結成され、後世に心豊かな芸術文化を伝えようとする当時の方々の思いを、これからも絶やすことなく継承していくことは、大事なことだと改めて感じました。

湯河原町民の生活の道標として、湯河原町町民憲章がありますが、その中に「伝統を重んじ、香り高い文化の生まれるまちを創りましょう。」とあります。長い伝統に培われた芸術文化によって、文化の香り高い湯河原町の魅力を町の内外に発信し、町民の皆さんをはじめ、訪れる人々にも安らぎと夢のあるまちづくりに、努めたいと思います。