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メルマガ湯ったりトーク 第41号(平成21年2月1日配信)

ページID:0002434 更新日:2021年12月1日更新 印刷ページ表示

ゆがわらメールマガジン 「湯ったりトーク」

第41号 (平成21年度 2月1日配信)

節分、立春がもうすぐそこまで近づき、新しい年になって1か月が過ぎようとしています。今年の正月は、比較的穏やかな日々が多かったように感じますが、時折、厳しい寒さに見舞われ、皆さんも体調管理に気を配られていることと思います。

そんな折、1月26日(火曜日)に、内閣府経済社会研究所主催による「地域経営交流シンポジウム」が「熱海(泉地区)・湯河原の広域的地域活性化を考える」をテーマに、観光会館において行われました。

このシンポジウムの目的は、地域の実際の地域再生課題を題材とし、地域経営の目指すところについて具体的な議論をし、意識の向上と人的ネットワークの強化を図る調査研究の一環として実施されるもので、国内の複数個所で開催されます。

熱海(泉地区)・湯河原は首都圏に近く、多彩な文化を持ちながら、県・市・町の境界に位置し、総合的・計画的な地域活性化が図られて来なかった面があります。

しかし、近年、それぞれの地元の旅館組合・観光協会・商工会などの経済団体が、地域の活性化を図るため、主体的に開催要請活動に取り組んだ結果、モデル地区として、シンポジウムの開催が実現しました。

携帯電話・パソコンなどのレストラン・飲食店検索サイトで有名な「ぐるなび」の創業者であり、(株)ぐるなび会長の滝久雄氏の基調講演の後、パネルディスカッションが行われ、滝氏をはじめ、湯河原厚生年金病院馬杉院長、地元観光関係者など多彩な顔ぶれにより、県境を越えての連携がどこまで可能なのか等の活発な意見交換が行われ、齊藤熱海市長共々、興味深く拝聴しました。

泉地区と湯河原との歴史をさかのぼる時、明治時代から何度か合併論議があったことを避けては語れません。そうした歴史を越えて未来に向け、互いの市・町の住民の皆さんが、地域経営を連携の軸として一丸となり、この地に訪れて下さる観光客の方々の目線に立った地域再生を進めることが必要だと再認識した次第です。