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メルマガ湯ったりトーク 第44号(平成21年3月15日配信)

ページID:0002437 更新日:2021年12月1日更新 印刷ページ表示

ゆがわらメールマガジン 「湯ったりトーク」

第44号 (平成21年度 3月15日配信)

46年ぶりに湯河原中学校が移転し、移転完了式典が挙行されたのが、昨年の8月31日でした。それから約半年が過ぎ、移転後の新しい湯河原中学校で、初めての卒業式が3月12日(金曜日)に行われました。

卒業式独特なおごそかな雰囲気の中、生徒の皆さん一人一人が、これまでの学校生活での思い出、親しい友達、お世話になった先生方への惜別の思いを胸に抱きつつ、夢や希望に向かって、新しい世界へ第一歩を踏み出すため、過去との決別を覚悟した、りりしい姿を目の当たりにして、胸がいっぱいになりました。

中学校の移転に際しては、多くの方から課題や慎重論のご意見をいただき、本音を申し上げると、私自身も判断を下すに当たり、「不安」、「心配」という言葉が頭をよぎりました。

在学中に学校が移転することは、生徒の皆さんはもちろんのこと、ご家族、学校関係者にとっても極めてまれなことで、不安な思いやご苦労もさぞ多いだろうと案じていました。

しかし、卒業式で生徒の皆さんの立派な姿を拝見して、安堵しました。不安や苦労を乗り越え、さまざまな体験を通して、困難に負けない心、感動する心、相手を思いやる心、協力し合うことの大切さなど、多くのことを学び、成長されたことが伺え、その姿に感動し、この貴重な一時に立ち会えたことに感謝しています。

4月になると、学校には新一年生が入学してきます。在校生の皆さん共々、この湯河原中学校で、自分自身の夢や希望に向かい、楽しく充実した中学校生活を送っていただきたいと、心からそう思いました。