長い休みが取れた方は、最大で9連休となった今年のゴールデンウイークを、皆さんはどのように過ごされましたか。
私はゴールデンウイークの前半は、地域で開催された行事に参加させていただき、後半は小田原市の北条五代祭りへの出席と、友人からのバーベキューのお誘いにのり、公務と息抜きの時間を、それぞれ楽しく過ごすことができました。
例年は比較的天候が安定する5月ですが、今年は大気が不安定だったため、まとまった雨が降ったり、日本では珍しい竜巻が発生したり、大きな被害が出た地域がありました。被害を受けられた方々に、心からお見舞い申し上げます。
さて、連休明けの5月7日(月)には、湯河原観光漁業協同組合の皆さんのご協力により、千歳川で湯河原小学校2年生の皆さんが、稚アユの放流体験をしました。
私もその様子を見てきましたが、子どもたちは満面の笑顔で河原に降りてきて、普段とは違う授業を思いっきり楽しんでいる様子でした。その姿に周りの大人の頬も思わず緩み、ほっとするひとときをいただきました。
とかく連休明けは本来の調子に戻るのに苦労しがちですが、かわいい子どもたちの笑顔に触れることができ、とても良い週明けのスタートを迎えられ、感謝しています。
稚アユの放流体験のときに、私のあいさつの中で「千歳川や新崎川の水量は、湯河原に降る雨の影響よりも箱根山に大量の雨が降るとすぐに増水するので、これからの梅雨の季節に向かって、気に留めてみては…。」と話をさせていただきました。
「川」や「河原」は生き物に恵まれ、自然があふれたとても素敵な空間です。しかし、これからの季節は上流の山間部で大雨が降ると、水かさが急に増えることがあり、時としては怖い場所になります。上流や周辺の様子に気を配り、上手に付き合ってみてはいかがでしょうか。