本文
ようやく暖かくなってきましたが、「春に3日の晴れなし」と言われるように、天気が安定しない事に気が奪われます。
何故かと申しますと、今週末には久方ぶりの「土肥祭・武者行列」が行われます。
やっとイベントの再開が可能となり、まずは良かったと思うところです。
今回は、湯河原出身の船越英一郎さんと、NHK大河ドラマで土肥実平役の阿南健治さんの、お二人をお招きしての開催となりますので、これまで以上に盛り上がることは、間違いないと思っております。
しかし、やはり気になるのは天気です。
土肥祭をはじめ、実平の史実の調査・継承を90年もの永きに渡り担っていただいております「湯河原土肥会」の皆さんにとっても、今年の武者行列は特別な思いでの開催になるかと思いますので、どうにか良い天気であって欲しいと、祈るばかりです。
皆さんも、今年の大河ドラマはこれまで以上に興味を持ってご覧いただいているかと存じますが、歴史の史実の中の「土肥次郎実平」の人物像が、阿南健治さんによって表現されております。
三谷幸喜作品ですので、いい意味で、少しおどけた感じや笑いを誘われる作品に、肩を張らず楽しめる感じがとても良いですね。
この作品に出演されている女優さん、俳優さん、歌舞伎役者、その全てが日本を代表する方々ばかりです。
この事でも驚いておりますが、800年以上前の湯河原での歴史が表現され、その時代においての人間模様、男女関係、政治的駆け引きなどなどがとても面白く表現されている「鎌倉殿の十三人」です。
実平と湯河原の関係性が、日本全国に更に広がることに期待が高まります。
皆さん、4月3日 日曜日をぜひ楽しんでください。
3月29日 執筆