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湯河原駅から温泉場方面へ久しぶりに提灯が並びました。
いよいよ2年開催を見送った「湯河原やっさまつり」が始まります。
8月1日には、町内各所の神社で例大祭の神事が行われますが、では、やっさまつりは何処の神社の祭りでしょうか。
ふと、首をかしげる方もいらっしゃるかと思います。
ここからは過去に聞いた事を自分なりにお伝えします。
やっさまつりは観光祭の位置付けとなります。
ルーツはご存知のように、広島県三原市の「やっさ踊り」です。
湯河原温泉のお座敷踊りとしてアレンジされたのが、今から60年前。
その後、観光祭として広まり、今に至っております。
従って、各地域で行われる浦安の舞、鹿島踊り、花車などは、各地域の氏子(うじこ)の皆さんが、それぞれの神社への「奉納、奉讃」の活動となります。
この関係性から、8月2日、3日のやっさまつりパレードでは、町民の皆さんによって行われるやっさ踊りに加え、各地域で神社の例大祭のための花車などが、夜のパレードにも参加していただき、さらに盛り上がる現在の形になったと考えられます。
逆に言えば、神社の例大祭とやっさまつりの日が全く異なる日になると、この状況は無くなってしまうかと思われます。
今回のやっさまつりは54回目となり、3年振りに開催されます。
皆さんで盛り上がり、楽しんでいただきたい事は勿論ですが、事故なく無事に終わって欲しい思いをお伝えして、今回の湯ったりトークとさせていただきます。
7月29日 執筆