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今年の始まりは、年末から天候も穏やかで、町の中は賑わい、事故や事件などもなく、全てが穏やかなスタートとなりました。とてもありがたいことです。
しかし、地球上では争いが続き、国内では、東北や北海道、そして日本海側での大雪の被害は甚大で、気を揉む思いではありますが、まずは感謝!
こんなふうに考えたいと思います。
そんな中、8日(日曜日)には「二十歳のつどい」、9日(月曜日)には「消防出初式」が開催されました。
両日とも穏やかな天候に恵まれ、無事に終了することが出来ました。
ちなみに本年度、町内で20歳を迎えられた方は177人でした。
皆さんご存じの様に、民法の改正に伴い令和4年4月1日より、法律上の規定では満18歳が成人となりました。
しかし湯河原町におきましては、これまで通り、その年度内に20歳を迎えられる方に町を挙げてお祝いする考え方から、名称も「成人のつどい」ではなく「二十歳(はたち)のつどい」とさせていただきました。
式典は私のお祝いの言葉から始まりますが、毎年の事ですが、湯河原の皆さんは礼儀正しく聴いてくださいます。
もちろん、式典が始まる前には久しぶりに会う仲間たちとの話は終わりがない程でしょう。しかし、式典の最中にはおしゃべりもなく、俗に言う「もうそこはしっかりした大人たち」です。式典が始まると同時に静まり返り、凛とした空気感がとても素晴らしく、今年は特に、その雰囲気を強く感じました。
何故だろうと、私なりに想像してみました。
今回参加された方々は、高校卒業後の大学進学や社会人になる、新たな人生のスタートの極めて大切な時期に、突然コロナの禍いと向き合う事となった方々であったと思います。
その後の、2、3年の人生経験から何かを学び、何かを身に付けたのではないか。こんな事を想像いたしました。
もし違っていたとしても、とても素敵な大人になっている事は、間違いありません。
二十歳のつどいでお会いした皆さんにも、やはり感謝です。
この様に、新年の行事が無事に終わり、この流れで、1年が穏やかであって欲しいと、願いは膨らみます。
ただ、雨が降らない事から、空気がとても乾燥しております。
皆さん、火の取り扱いと体調管理には、くれぐれも、お気をつけください。
1月12日 執筆