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満開の桜が少しずつ散りはじめ、桜ならではの違う味わいを感じる頃になりました。
そんな中、湯河原町議会議員としての長年の顕著なご功績により、「叙位」「叙勲」を受章された、故 大久保 甫(おおくぼ はじめ)様、故 小澤 眞司(おざわ しんじ)様、お二人の伝達式が行われました。
大久保様は、昭和35年から28年間、湯河原町議員としてご活躍され、議長も歴任されました。
小澤様におかれましても、平成12年から15年間、湯河原町議員としてご活躍されました。
お二人ともに、町の住民福祉の向上に献身的に努められた事が認められ、この度の受章となりました。
しかし残念なことに、ご両名ともに昨年ご逝去され、ご遺族の方を通じての伝達となった訳でもあります。
大久保様は、私の家のご近所の方であったことから、子ども心に「議員さん」という漠然とした印象と思い出があります。
そして小澤様とは、私ごとで失礼ですが、議員の当選期が同じであり、いわゆる同期でした。
議員時代も、私が町長となってからも、お互いに町政運営に携わり、大変お世話になった方のお一人です。
たくさんの思い出があり、何とも言えない思いであります。
この様に、お二人をはじめ、多くの方々が湯河原町のために情熱を持って、そして、謙虚に、真摯に、町の政治を進めてこられた歴史をお伝えさせていただき、併せて、心よりご冥福をお祈りし、今回の湯ったりトークとさせていただきます。
3月30日 執筆