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下水道事業概要

ページID:0001086 更新日:2021年12月1日更新 印刷ページ表示

全体計画の概要

全体計画とは・・・
現在まで整備が済んでいる部分も含めて、将来、最終的にどこまでを公共下水道で整備しようと計画しているのか、その区域や人口、及び汚水量などを策定したものです。

本町は、古く万葉の時代から湯河原温泉として人々に知られてきました。
この観光資源を有効に活用すべく観光地としての土地利用及び用途地域の指定、道路網の整備、土地区画整理事業など秩序ある都市環境の整備に努力しています。
これらの事業とともに、本町の公共下水道事業は、昭和47年度に下水道対象区域557ヘクタールにおいて基礎調査並びに全体計画を策定し、本町に隣接する熱海市の一部の区域(泉地区)138ヘクタールを同市と協議のうえ本公共下水道に取り込むこととしました。
また昭和62年度には、神奈川県が未着手都市に対する技術支援の一貫として実施した真鶴町の下水道整備全体計画の調査結果から、自然的、社会的条件等地域特性にあった効果的かつ計画的な整備手法として真鶴町の汚水を湯河原町の下水終末処理場で処理を行う「広域処理方式」が最適であるとの結果が示され、平成4年度に全体計画の見直しを行い、真鶴町の区域の下水処理を位置づけました。
直近の全体計画見直し(平成22年度策定)では、より一層の効率的な下水道整備を目指し、現状の宅地化の進展状況を踏まえた集合住宅と個別処理方式による比較検討を行いました。その結果、全体計画区域を629ヘクタールから567ヘクタールに改めると共に、下水道計画諸元(人口、汚水量原単位等)についても、近年の状況を検討した見直しを行いました。

事業計画の概要

事業計画とは・・・
全体計画の内、概ね5~7年の間に具体的に事業を実施しようとする区域について、国または県に届け出をし、同意を得ている計画のことです。

本町では、昭和49年度に136ヘクタールの当初事業認可を受け、その後、昭和55年度及び昭和56年度には処理場施設の配置計画を変更しました。
昭和58年度には事業計画区域を 178ヘクタールに拡大、昭和59年度には事業計画区域を185ヘクタールに拡大、昭和60年度には幹線ルートの変更を行い、昭和62年度には事業計画区域を306ヘクタールに拡大、平成3年度には事業計画を376ヘクタールに拡大、平成4年度には事業計画区域を399ヘクタールに拡大しました。
平成7年度には事業計画区域を414ヘクタールに拡大、平成8年度には平成7年度の拡大に伴い湯河原町浄水センタ-の能力変更を行い、平成9年度には事業計画区域を478ヘクタールに拡大しました。
平成19年度には事業計画区域を521ヘクタールに拡大し、平成25年度には引き続き市街地における下水道整備を行うとともに、用途地域周辺の市街化の進展が目立つ地域において整備を行うために区域の拡大(5.45ヘクタール)と、既事業計画区域内における低宅地部の削除(3.11ヘクタール)を行い、区域面積は523ヘクタールとなっています。

また、下水道の整備が完了しなかった未整備地区の事業整備を推進するために、事業計画期間を令和5年度までに延伸し、鋭意事業実施中です。

整備状況

令和2年度末(令和3年3月31日)において424ヘクタールの整備が完了し、処理区域となっております。
処理区域内人口は、22,568人となり、1日当たり最大15,740立方メートルの下水処理をしています。
また、水洗化人口は、処理区域内人口 22,568人に対し20,791人となり、水洗化率は92.1%、下水道普及率は、住民登録人口24,362人に対して92.6%です。

施設の整備状況(令和3年4月1日現在)

下水道施設の整備状況表
管渠 汚水 公共 114.81km
特環 2.60km
117.41km
雨水 1.99km
処理場 敷地面積 24,200平方メートル
処理方式 標準活性汚泥法
現在処理能力 21,875立方メートル/日
現在
処理水量
日最大 15,740立方メートル/日
日平均 11,655立方メートル/日
年間総処理水量 4,254,175立方メートル
年間有収水量 3,314,296立方メートル

今後の整備について(次期計画)

管渠整備につきましては、中央処理分区及び東部処理分区を中心に実施します。
処理場整備につきましては、改築更新工事等計画に基づき、順次整備します。

全体計画区域及び概要

湯河原町の下水道計画区域及び概要[PDFファイル/320KB]

※ 詳細につきましては、下水道課へお問い合わせください。

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