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湯河原文学賞│俳句の部 最優秀賞受賞作品一覧
テーマ | 最優秀作品 | 氏名 | お住まい | 応募数 | |
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第1回 | 湯河原嘱目詠 | 沢風に袖のふれ合ふ蛍の夜 | 野上 恵 | 神奈川県横浜市 | 2,886 |
第2回 | 家庭・家族 | 父は田を子はかまきりを見てゐたり | 須佐 はじむ | 神奈川県川崎市 | 1,821 |
第3回 | 家族 | 水打って子の恋人を待ってをり | 平綿 涼風 | 神奈川県大和市 | 3,117 |
第4回 | 旅 | 旅の荷を解けば転がる青蜜柑 | 染谷 栄都子 | 神奈川県相模原市 | 2,567 |
第5回 | 山 | 小児科の窓より山へシャボン玉 | 阿部 浩 | 神奈川県横浜市 | 4,222 |
第6回 | ふるさと | 麦こがし生涯母の束ね髪 | 小池 つと夢 | 茨城県石岡市 | 3,280 |
第7回 | 海 | 海いつも見てゐる暮し布団干す | 沼田 葉桜子 | 神奈川県葉山市 | 3,714 |
第8回 | 川・河 | 川風をたっぷり入れて芋煮会 | 北村 純一 | 神奈川県厚木市 | 3,684 |
第9回 | 風 | 風よりも低く屈みてよもぎつむ | 小澤 千代子 | 神奈川県湯河原町 | 4,533 |
第10回 | 駅 | 終着の駅に潮の香夏つばめ | 松下 美奈子 | 熊本県天草市 | 3,237 |
第11回 | 道 | ぞんぶんに踊りて帰る月の道 | 折戸 啓子 | 三重県伊勢市 | 3,426 |
第12回 | 橋 | この橋を渡れば故郷祭笛 | 岩崎 美範 | 東京都豊島区 | 3,763 |
第13回 | 香・薫 | 梅の香にためらいながら夕日落つ | 国武 浩之 | 千葉県柏市 | 2,258 |
第14回 | 星・月 | 父母の星探しゐる端居かな | 井口 千枝子 | 東京都町田市 | 2,786 |
第15回 | 花 | 夾竹桃わけても紅き爆心地 | 池内 てる子 | 神奈川県湯河原町 | 3,308 |
第16回 | 雨 | ひと雨のあと蜩の声揃ふ | 清水 静 | 神奈川県南足柄市 | 2,149 |
第17回 | 数 | 二階にも大声かけて西瓜切る | 吉田 千恵子 | 福島県いわき市 | 2,567 |
第18回 | 色 | 色糸のからむ針山小鳥来る | 西川 肇子 | 神奈川県横浜市 | 3,490 |
第19回 | 音 | 耕しの一人の音の日暮れかな | 小見 伸雄 | 京都府舞鶴市 | 4,064 |
第20回 | いのち | 長き夜やいのちが話しかけて来る | 須藤 剛一 | 静岡県熱海市 | 2,993 |
第21回 | 夜 | 姥捨ての山より暮るる星月夜 | 吉田 美佐子 | 神奈川県藤沢市 | 3,555 |
第22回 | 友 | 進学の友に背を向け畑を打つ | 石黒 和風 | 神奈川県平塚市 | 2,362 |
第23回 | 声 | 天の声地の声を聴き種を播く | 石黒 和風 | 神奈川県平塚市 | 3,145 |