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教育支援教室とは
教育支援教室とは
学校に行きたいけれど行けない子ども達が集まり、一緒に活動する場所のことです。
対象
小学校4年生~6年生の児童と、中学校1年生~3年生の生徒
運営の重点
- 不登校の子どもの心理的な原因を明らかにし、主として対人関係の改善を図ります。
- 子どもの復学(社会復帰)する力を養います。
- 個々の問題点を明確化するとともに、一人ひとりに応じた指導計画を立案します。
(教育相談・生活指導・学習指導) - 学校・保護者・関係諸機関・スクールカウンセラーと密接な連携を図ります。
指導方針
- 児童・生徒の社会性や協調性の育成に向けて指導・援助を行います。
- 基本的生活習慣を身につけさせ、集団への適応を段階的に指導します。
- 児童・生徒が自己の可能性を見出し、その実現に向けて努力するよう援助を行います。
- 学校への復帰を児童・生徒が希望した際には、教育支援教室担当・学校長・教育委員会の判断のもとに、学校へ復帰させます。
職員構成及び分担
通室児童・生徒 | 保護者子ども 及び担任の相談 |
|||
---|---|---|---|---|
教室指導 | 保護者相談 | 担任相談 | ||
専任教諭 | ◎ | ◎ | ◎ |
◎ (訪問相談も含む) |
教育指導員 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
サポートスタッフ | ◎ | ○ |
具体的方策
1.ありのままの自分自身に気づくように援助します。
- 児童・生徒のありのままの姿や感情を受容します。
- 長所を伸ばし、自分を回復できるよう援助します。
- ありのままの自分を正しく伝えることができる人間関係を樹立します。
2.基本的生活習慣が身につくよう援助します。
- 生活のリズムを確立します。
- 生活の自己管理の意義を十分に理解させます。
3.集団への適応能力を育てるため、集団活動の機会を積極的に活用します。
- 様々な活動に積極的に参加することにより、共に行動する喜びを味わい、対人関係の広がりを持たせます。
4.体力づくり
- 本人の能力に応じた全身運動を行い、健康・体力の増進を図ります。
- スポーツに参加することにより、ルールの大切さやチームプレーについて学びます。
5.学習指導
- 一人ひとりが充実感を持てるよう指導します。
- 教科学習は、自主学習を基本とし、各自が課題等を持っていきます。
- ゲームや遊びを通じて、判断力・集中力・生活力を身につけさせます。
6.諸経費
- 活動費は、教育支援教室の運営費から支出しますが、調理実習などの実習費については、原則として一部を自己負担していただきます。
7.訪問相談
- 教室に来ることができない児童・生徒については、家庭と学校の了解を得て、家庭を訪問し、本人や保護者との相談活動を行います。
指導計画
8時40分~9時10分 |
入室・学活 |
---|---|
9時10分~10時00分 |
学習 |
10時00分~10時10分 |
休憩 |
10時10分~11時00分 |
学習もしくは集団活動 |
11時00分~11時10分 |
休憩 |
11時10分~12時00分 |
集団活動 |
12時00分~13時00分 |
昼食・休憩 |
13時00分~13時50分 |
集団活動もしくは学習 |
13時50分~14時20分 |
清掃・学活・退室 |
※体育については、月に4時間程度「湯河原町民体育館」等で行います。
その他
- 通室するには、手続が必要となります。
- 通室は、私服でもかまいません。
- 昼食は各自持っていきます。
- カリキュラムは、個人によって異なります。
- 平成31年4月1日から名称が、「教育支援教室」に変更いたしました。