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庭園
美術館に隣接する庭園です。
自然溢れる山々に囲まれ、春夏秋冬一年を通して風情のある景観を楽しめます。
平松画伯がモネ財団から譲られた「モネの睡蓮の株」や、不思議な音色を奏でる水琴窟などを見ながら、ゆったりと散策ができます。
展示室内にある展望休憩室からも眺めることができます。
芸術作品とともに、癒しのひとときをお過ごし下さい。
春は、若葉の萌える新緑の世界になり、
夏は、「モネの睡蓮」が可愛い花を咲かせ、
秋は、山いっぱいの木々が赤や黄色に紅葉し、
冬は、湯河原では珍しく雪化粧をまとい、
冬から春にかけ、寒桜の花びらが池に舞い、梅が香しく咲きます。
庭園内は散策もできますので、お気軽にお立ち寄りください。
モネの睡蓮について
パリの郊外にあるジベルニー村には、印象派を代表する画家、クロード・モネが晩年を過ごしたアトリエがあります。日本風の庭園の池には、モネが絵の題材にした睡蓮が咲き、世界中の美術ファンに知られています。
平松礼二画伯は、モネが愛したジャポニスムを検証するため、ジベルニー村を四季折々に訪ね、睡蓮を描き続けました。日本画家の眼を通して見た光景は「印象派・ジャポニスムへの旅」シリーズに結実しています。
のちに画伯は、モネ財団から友情の証として「モネの睡蓮の株」を譲られました。この貴重な睡蓮は、平成18年10月町立湯河原美術館に平松礼二館が開館したことを記念して当館に株分けされ、現在は玄関前の鉢で育成されています。
開花時期は年によって変わりますが、6月~8月頃になります。
※当館には、モネの作品はありません。
庭園フォトアルバム
寒桜(2月)
梅(2月)
新緑(4月)
五月(5月)
紫陽花(6月)
四季咲きの薔薇
彼岸花(9月)
雪(2月)