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過去の展覧会

ページID:0020603 更新日:2023年12月25日更新 印刷ページ表示

開館25周年記念特別展​
対照の妙 牛田雞村展

会期 2023年10月26日(木曜日)~12月25日(月曜日)

作品「湯河原連山」の画像

作品「藁街の夕」画像 作品「蛮船の泊」の画像

上:牛田雞村《湯河原連山》1951年 町立湯河原美術館蔵
下左:牛田雞村《藁街の夕》1926年 横浜市民ギャラリー蔵 ※展示期間10月26日~11月27日
下右:牛田雞村《蛮船の泊》1926年 横浜市民ギャラリー蔵 ※展示期間11月30日~12月25日

明治維新以降、日本画の世界でも近代化の流れが生まれた明治末期から大正、昭和にかけて活躍した画家の中に牛田雞村(1890-1976)がいます。
横浜市に生まれた雞村は、今村紫紅、速水御舟らと革新的な日本画を目指すべく「赤曜会」を結成し、大和絵、後期印象派、南画などを自由に取り入れた作風を生み出しました。日本美術院展覧会(院展)で第一回樗牛賞を受賞するなどその実力は高く評価されていましたが、戦後は画壇を離れ、舞台美術の仕事を晩年まで続けました。
雞村は画壇から退いたことで、今日その名はあまり知られていません。しかし、豊かな抒情性の中に斬新な感覚の光る魅力的な作品を残しており、新しい日本画を創出しようとした画家の一人として近代日本画史にその名を残しています。
本展覧会では、湿気を含んだ空気感を感じさせる風景画と無駄を排した乾性な人物画、院展を中心とした画壇で活躍した画歴の前半と離れた後半、それに伴う紙・絹と舞台背景に使われた木材による支持体の違いなど、雞村の画業に見られる対照点に焦点を当てます。
1951年、雞村は当館建物の前身である天野屋旅館に滞在して作品を制作しました。今回、旅館に残されていた松羽目などの板絵3点を初公開します。本作は、活動の軸足を画壇から移した画業の転換期にあたる作品といえ、戦前の作品と合わせて展示することで雞村芸術の一端を知る貴重な機会となるでしょう。(※会期中、一部展示替えがあります。)

関連イベント

講演会(1)「牛田雞村作《松》の修復作業からみえること」
講師 白井啓太氏(文化財・美術保存修復士)
日時 11月18日(土曜日)14時00分~15時00分
会場 町立湯河原美術館 1階ロビー
定員 30名(先着・要申し込み)
参加無料

講演会(2)「牛田雞村の生涯と作品の魅力」
講師 三上美和氏(京都芸術大学准教授・台東区立朝倉彫塑館専門員)
日時 12月9日(土曜日)14時00分~15時00分
会場 町立湯河原美術館 1階ロビー
定員 30名(先着・要申し込み)
参加無料

ワークショップ「木に描く:木と日本画で綴る二曲屏風​」
講師 東儀恭子氏(日本画家)
日時 11月25日(土曜日)13時30分~16時00分
会場 町立湯河原美術館 1階ロビー
定員 15名(先着・要申し込み)
対象 中学生以上
参加費 1000円

担当学芸員によるギャラリートーク
日時 11月19日(日曜日)、12月17日(日曜日)各日10時30分~
会場 町立湯河原美術館 展示室
参加無料(要観覧料)
申し込み不要

[お申し込み] 
町立湯河原美術館 Tel:0465-63-7788