ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 町政情報 > 町の概要 > 姉妹・友好都市 > 海外駐在員レポート > 2018年07月20日(金曜日) ポートスティーブンス市レポート(ブルーウォーターパラダイス No,1)

本文

2018年07月20日(金曜日) ポートスティーブンス市レポート(ブルーウォーターパラダイス No,1)

ページID:0001959 更新日:2022年2月28日更新 印刷ページ表示

ブルーウォーターパラダイスNo,1の画像1

ブルーウォーターパラダイスNo,1の画像2

ブルーウォーターパラダイスNo,1の画像3

ブルーウォーターパラダイスNo,1の画像4

地球上で一番小さな大陸は?そう、オーストラリアです。

広さが日本の22倍といわれるオーストラリアは立派な大陸です。世界地図にオーストラリアがなかったら太平洋の大海原にぽっかり穴があいたようで様になりません。南太平洋に綺羅星のように浮かぶ島々の大元締めのような存在。それがオーストラリアです。

日本を出て、空路地球を南下すること十時間弱でオーストラリアの玄関口、シドニー国際空港に到着です。車に乗り換えて、シドニー湾の海底トンネルを抜け、国道一号線パシフィックハイウェイを経て、北に向かいます。

両側にユーカリの森を遠望しながら制限速度時速110キロのフリーウェイを走ること二時間で石炭、鉱石の積出港で日本とも関係の深いニューカースルを過ぎるとそこがフリーウェイM1 の終点です。

湯河原の姉妹都市、ポートスティーブンス市の入口、市庁舎のあるレイモンドテラスです。

そこからさらに太平洋に突き出す岬の突端を目指して半時間強。やっとネルソンベイ、ショールベイの町々に到着です。湾と岬のまち便り一号の今回はポートスティーブンスの町の概要をお送りします。

東京湾を想像してみて下さい。湾の奥、丁度東京にあたるところが市庁舎、住宅街、商店街などのあるレイモンドテラス区域です。農業、牧草地を過ぎてしばらく、三浦半島に相当する辺りにティリガリー半島があり、三つの町区域。そこからさらに太平洋に向かって東に進むとトマリー国立公園のあるトマリー半島に到着です。

有数な観光地として知られるネルソンベイ、ショールベイ、フィンガルベイなど合わせて7つの町区域があります。実に広大な土地面積ですが、同市の総人口は4万人足らず。18 世紀後半、ヨーロッパの諸国が争って東南アジアの香辛料他の産物獲得のため航路発見競争に国力を注ぎあう中で英国のキャプテンクック船団により発見された由緒ある(?)湾ですが、今では大都会のシドニーから三時間足らずという、この国の人の物差しでは至近距離に位置し、一年を通じて温和な、過ごしやすい気候のお陰で、休暇地、観光地、高齢者住宅地といくつかの顔を持つ町です。

クジラウォッチング、イルカウォッチング、マリンスポーツも国内外からのホリデー客に人気が高く、また漁業も大きな収入源です。筑波山脈に当たる辺りにはバーリントントップの山並みが、また霞ケ浦、印旛沼などの位置関係にはマイヨール湖水地方があり、これまた人気の観光地です。ボトルノーズと呼ばれる人懐っこいイルカの棲む湾、カンガルー、コアラ、ペリカン他この国ならではの動物たちが人々と共に生活を謳歌しているこの岬の町からの第一報です。来月以降、人々の暮らし、町のイベント、動植物などを順次紹介させていただきます。

2018年 第1号

2018年07月20日 16時57分