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2024年8月10日(土)ポートスティーブンス市レポート(ビックリ野生動物)

ページID:0023315 更新日:2024年8月19日更新 印刷ページ表示

ポートスティーブンス市レポート(人間が自然界へ与える影響)

湯河原町の皆さん、こんにちは。

こちらは、南半球のオーストラリア。8月は、日本と真逆の冬真っ最中です。年間で、最も寒い時期となります。とはいえ、ポートスティーブンス市は、海からの影響を受けた海洋性気候であるため、雪が降るほど寒くなることはありません。晴れた日は、体感気温が23-25度になることもあります。外を歩くと、ダウンジャケットを着ている人もいれば、半袖短パンの人も。何を着たらいいのか、分からなくなります。

オーストラリアの動物といえば、コアラやカンガルーなどの代表格を思い浮かべる方が殆どではないでしょうか。特に、海沿いのポートスティーブンス市は、海洋生物ばかりが注目されており、陸上の動物があまり目立っておりません。今回は、うちの庭にも現れる、ビックリするような野生動物たちをご紹介します。

道路を横断しているハリモグラ ​

道路を横断しているハリモグラ

庭先にも現れるハリモグラ
庭先にも現れるハリモグラ

​ハリモグラは、英語でエキドナ(Echidna)と呼ばれる単孔類、ハリモグラ科の動物です。オーストラリアとニューギニア島南西部に生息していると言われています。 全身をトゲで覆われており、長い舌を使って地中のアリやシロアリを捕食する昆虫食性の動物。 体長は最大で40cmほど、サッカーボールくらいのサイズと言えばわかり易いかもしれません。茂みの陰からノソノソと歩いて現れるので、庭先にいることもしばしば。道路を横断する光景は、ハリモグラも心配ですが、通行する自動車の方も心配になります。

 ゴアナと呼ばれる大きなトカゲ

ゴアナと呼ばれる大きなトカゲ

次にご紹介するのは、ゴアナです。ポートスティーブンス市のショールベイには、いくつかビーチがあるのですが、その中の一つ、ボックスビーチ付近にもゴアナは、生息しています。食肉性でもあるゴアナは、鋭い歯と爪を持つ大型のものが多く、最大2.5m(8.2フィート)以上に達するものもいるそうです。

ゴアナは、オーストラリアと東南アジアに生息するオオトカゲ科に属し、複数の属を含みます。トカゲ属のゴアナには約70種が知られておりますが、うち25種がオーストラリアに生息しています。

極稀に、うちの裏庭にも現れることがあり、私も初めて見た時は、ショックで気絶しそうになりました。うちに来たゴアナは、2メートル程度の大きさでしょうか。印象は、大きなトカゲというより、細めのワニみたいな感じでした。その迫力は、言葉では表せない程です。

ブルータンリザード1 ブルータンリザード2

ブルータンリザード

 

最後にご紹介するのは、その昔、日本で「幻の生物」と言われ、ツチノコの説もある生物。アオジタトカゲ属のブルータンリザードです。その名前のとおり、青い舌をもったトカゲで、外敵に襲われた際、その青い舌を見せ威嚇行動をみせます。オーストラリアでも、ブルータンリザードを見ることは、非常に珍しいと言われていますが、なぜかうちの庭に住んでいます。そのため、網戸を破いて家の中に入って来ようとすることもしばしば。(うちのペットではありません。)

他にもご紹介したい動物は、たくさんいるのですが、今回は身近に出没するビックリ野生動物について、ご紹介しました。