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湯河原町の皆さん、こんにちは。
もう11月ですね。日本は暑さも収まり、そろそろ冬らしくなっている頃でしょうか。
こちらオーストラリアでは、先月は驚くような自然現象がありました。今回は、その報告をしたいと思います。その現象とは何かと言いますと、神秘的なオーロラです。ここポートスティーブンスでも観測されました。
ポートスティーブンス市で観られたオーロラ
ちなみに、皆さんの想像するオーロラは、もしかしたら、緑色だったのではないでしょうか。北欧の方でよく観られるのは、緑色のオーロラですよね。しかしながら、今回オーストラリア各地で観られたオーロラは、ほとんどが赤色でした。なぜ色が違うのか?オーロラの色について、ちょっと調べてみました。
仕組みを簡単に説明すると、空に見えるオーロラの色は、空気の中の粒子の種類と高さによって変わるそうです。
また、オーストラリアで赤いオーロラが観えるのは、以下の理由になります。
1.高さの違い
2.
これらの条件により、オーストラリアでは、空の高いところで光るオーロラを観ることが多いため、赤い色になりやすいのです。これは、高いところにある酸素の粒が赤く光るから、という結果になります。
ちなみに、北極や南極に近い場所では、空気の粒子が低い位置で光ることが多いので、緑色のオーロラをよく観ることができるのだそうです。ということは、オーストラリアでも、南の方にあるタスマニア島辺りに行けば、緑色のオーロラを観ることが出来る可能性があります。
様々な条件が組み合わさり、オーロラの色が変化することがわかりました。いつか機会があれば、緑色のオーロラも観てみたいものです。
一般的に観られる緑色のオーロラ