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湯河原町の皆さん、こんにちは。
今年は、例年に比べかなり雨の日が多いことは、うすうす気づいておりましたが、5月はその降水量もはるかに多く、「500年に1度の大洪水」と言われております。
特に、私の住む東海岸沿い(ポートスティーブンス地域を含む)は、洪水の被害が現在も拡大しており、道路の冠水により、孤立している地域も出ております。
この洪水により、現在までに3名が死亡、行方不明者1名という痛ましいニュースも出ております。
ポートスティーブンス市内のレイモンドテラスも洪水
冠水のため通行止め(レイモンドテラス)
どのくらいの降水量があったかと言いますと、5月20〜21日の2日間で5月の平均雨量の4倍以上の雨が降り、川が氾濫するなどして大規模な洪水となっています。
川の水位は1929年の過去最高記録を超え、専門家は500年に1回発生するレベルの洪水だということです。現在も雨は止んでおりません。
このまま降り続くと、更に被害も拡大することでしょう。
22日の時点で、24〜48時間以内にさらに200ミリの大雨が降ると予測されており、現在も洪水エリアは、避難勧告により、救助ヘリコプターやボートでの救助活動が続けられています。
ヘリコプターでの救助活動の様子(ニュースより抜粋)
強風により木も折れていました
今週の大雨は予想を超え、観測された雨量は当初の予測を数百ミリ上回っておりました。
気象記録によりますと、ここ数十年で最も激しい雨となり、タリー市では24時間で463mmの降雨があり、これは5月の降雨量記録を更新しました。
ポートマッコーリー市では24時間で354mmの降雨(過去51年間で最高記録) となっています。
ポートスティーブンス市にあるレイモンドテラスという地域には、ハンター川という大きな川が流れており、今回の大雨による洪水の被害は現在も継続しております。
今週末は晴れるという天気予報が出ており、早期の天候回復が期待されます。