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2025年6月19日(木)ポートスティーブンス市レポート(国内時差とサマータイム)

ページID:0026100 更新日:2025年6月19日更新 印刷ページ表示

ポートスティーブンス市レポート(国内時差とサマータイム)

湯河原町の皆さん、こんにちは。

 

ポートスティーブンス市は、現在、冬真っ最中です。

いつもの年より雨や強風の日も多く、暖房がなくてはならない毎日となっています。

晴れた日は、予想最高気温が18度と天気予報には書いてありますが、その下に表示される体感気温は、5〜10度くらいになっており、寒さに弱いオージーたちには、一番きつい時期になっています。

 

冬の海沿い

冬の海沿い

 

 

いつも6月には、冬に見られる動物も多いのですが、今年はまだ見かけておりません。

個人的にも今年は非常に寒く感じています。

ポートスティーブンス市は、現在日本との時差が1時間となっております。

但し、それはシドニー基準のタイムゾーンの場合です。今回は、タイムゾーン(時差)についてお伝えしようと思います。

オーストラリアは、実は国内でも一部の州に時差があります。それは、サマータイム(デイライトセービング)など関係なく存在します。

同じ国なのに時差があるというのは、違和感を感じますが、オーストラリア大陸は非常に大きく、日本の約21倍の面積。

東の端から西の端まで4000キロメートルもの距離があるため、オーストラリア国内に複数のタイムゾーンがあります。

●例えば、日本時間10時00分の場合

西オーストラリア州(パース)は、9時00分(日本との時差は、−1時間)。

ノーザンテリトリー(ダーウィン)とサウスオーストラリア州(アデレード)は、10時30分(日本との時差は、+30分)。

クィーンズランド州(ブリスベン)とニューサウスウェールズ州(シドニー)、タスマニア州(ホバート)は、11時00分(日本との時差は+1時間)。

但し、上記は通常時間の場合です。サマータイム(デイライトセービング)になると、更に複雑になります。

というのも、クィーンズランド州、西オーストラリア州、ノーザンテリトリーには、サマータイムが無く、年中同じタイムゾーンですが、その他の州は、サマータイムを実施しているため、更に時差が発生します。

 

●サマータイム時の日本時間10時00分の場合。

西オーストラリア州(パース)は、9時00分(日本との時差は、−1時間)。

ノーザンテリトリー(ダーウィン)は、10時30分(日本との時差は、+30分)。

サウスオーストラリア州(アデレード)は、11時30分(日本との時差は、+1時間30分)。

クィーンズランド州(ブリスベン)は、11時00分(日本との時差は+1時間)。

ニューサウスウェールズ州(シドニー)とタスマニア州(ホバート)は、12時00分(日本との時差は+2時間)。

 

見て頂くとわかりますが、タイムゾーンだけでなく、サマータイムが更に時間帯を複雑にします。

私が初めてオーストラリアに来た時、サマータイムについて知らなかったため、大変なことになりました。

冬にオーストラリアへ来るのは、時差も通常のため、あまり不便はありませんが、オーストラリアが夏の時期に来る場合は、注意が必要です。

 

ちなみに、サマータイム(デイライトセービング)とは、夏の間は日没が遅くなり、夕方の活動時間が長くなります。

サマータイムの開始は、毎年10月の第1日曜日の午前2時に時計を1時間進めて午前3時にします。

また、サマータイムの終了は、毎年4月の第1日曜日の午前3時に時計を1時間戻して午前2時にする、という仕組みです。

 

携帯やパソコンの時間は、自動的に変更されるため、言われるまでそれに気がつかないこともあります。

自分で変更しなくてはいけないのは、家の壁にかけてあるアナログ時計くらいでしょうか。ある意味、面白いですよね。

 

ポートスティーブンスの夜明け(朝6時頃)

ポートスティーブンスの夜明け(朝6時頃)

 

 

 

ポートスティーブンスの夕暮れ(夕方5時頃)

ポートスティーブンスの夕暮れ(夕方5時頃)