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皆さんこんにちは。
日中は、夏のように暑い日が多くなりましたが、春から今の季節にかけて山菜がとてもおいしい季節ですね。
忠州市は海に面していない内陸にあり、山間部が多く、山菜やきのこ類が豊富に採れる所です。
今月は水安保(スアンボ)温泉地にある、郷土料理のなかの山菜(ナ厶ル)定食をご紹介いたします。
韓国では季節ごとに採れる新鮮な山菜を山に採りに行く人達が多くいます。
私も以前、韓国人の友人と田舎にある知り合いの家に遊びに行った時に山菜を採りに行きました。
その家の裏山の田舎道を散歩していると、友人が「あ!これは山菜だ!」といってそれを摘みだしました。
色々な山菜の名前を教えてもらいながら、沢山の山菜を摘み、あっという間に持っていた袋がいっぱいになってしまいましたが、私の目にはその頃、韓国に来て間もない時だったので、ただの草や葉っぱあるいは、雑草?にしか見えませんでした。
ところが家に帰って教えてもらったとおりに料理をしてみると、本当においしかった事を覚えています。
韓国の食用山菜は約300種類あるそうで、食物繊維質やビタミンCを多く含み健康志向の強い韓国人にとっては日常的な食べ物です。
日本のインターネットショッピングでも韓国の山菜が気軽に手にはいるので、今まで食べたことのない山菜を試食されてみてはいかがでしょうか。
種類の豊富な山菜のおかず(お皿に山菜の名前がかいてあります)豆ご飯とテンジャンチゲ(韓国の味噌汁)
プルコギ(焼肉)とトドククイ(ツルニンジンの根っこの部分を叩いて味付けをして焼いたもの)トドクはサポニンなどの成分があり高価な食品とされています。
テンジャンチゲ(韓国の味噌汁)とよもぎのてんぷらと白菜のプッチンゲ。
お肉はサンチュ(レタス)と味噌をつけて食べるとおいしいです。
食卓いっぱいに並ぶ山菜のおかず。
のどかな温泉街の町並み
特産物を売っているお店
新鮮な山菜
乾燥して長く保存できる山菜
お店でつくった薬酒
2020年06月04日 09時14分