ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 町政情報 > 町の概要 > 姉妹・友好都市 > 海外駐在員レポート > 2020年09月14日(月) 忠州市レポート(忠州市健康家庭多文化家族センター)

本文

2020年09月14日(月) 忠州市レポート(忠州市健康家庭多文化家族センター)

ページID:0002651 更新日:2020年9月14日更新 印刷ページ表示

アニョハセヨ~
韓国では今年の梅雨が観測史上初めて50日間続き、長い梅雨が終わると共に猛暑となり、ソウルでは39.6度という暑さとなりました。これも観測史上111年間で最高の暑さを記録しました。
日本では40度以上の気温の地域もあったと聞きました。
また,これから台風シーズンとなるため、大型台風による被害が心配です。
今月は、外国人の韓国生活を助けるためのサービスを提供している忠州市健康家庭多文化家族センターを紹介いたします。
韓国では2000年以降、年々増えてきている韓国人と国際結婚をした移住女性(男性)や、外国人労働者を対象とした外国人支援センターがあります。
昨年からは家庭健康センターと合併し、外国人に限らず忠州市民が利用できるようになりました。
様々なプログラムがありますが、まずはより良い家庭環境を増進するため家庭相談と父母教育や子女教育などがあります。
そして移住女性と地域の韓国婦人が一緒に受講することができる多様な文化養成の講座や、また韓国に住みはじめて、コミュニケーションが難しい外国人にとって、なによりも助かる韓国語講座があり、基礎文法からレベル別の教育を受けることができます。
多文化講師育成プログラムは、母国の文化を正しく紹介できるように教育を受け、韓国の幼稚園、小中学校へ講師として派遣され、各国の文化を紹介します。

 忠州市レポート(忠州市健康家庭多文化家族センター)の画像1
インドネシアの先生

忠州市レポート(忠州市健康家庭多文化家族センター)の画像2
忠州市レポート(忠州市健康家庭多文化家族センター)の画像3

お祭りの日に日本の文化紹介としおり作り。

忠州市レポート(忠州市健康家庭多文化家族センター)の画像4
中学校の多文化体験

バイリンガル教育はお母さんの母国語を習います。
年に1回スピーチ大会があり、韓国語とお母さんの母国語でスピーチをし自尊心を高めグローバル人材育成に力をいれています。

忠州市レポート(忠州市健康家庭多文化家族センター)の画像5
各国の小学生から高校生まで参加するスピーチ大会

ほかにもたくさんのプログラムがありますが、センターのシンジエソク所長は忠州市民の方々が気軽に立ち寄り利用できる憩いの場所として、家族相談や、家庭教育など、幸福な家庭を築くサポーターとして、また忠州市に住む外国人が文化の違いからくる誤解やス卜レスを軽減し、韓国社会への適応を応援してゆきたいと話してくださいました。

忠州市レポート(忠州市健康家庭多文化家族センター)の画像6
忠州市健康家庭多文化家族センター シンジエソク所長

私が韓国に嫁いできた20年前は市内で外国人に会うことはめったにありませんでしたが、最近は沢山の外国人に出会い、グローバル時代になったなと感じる今日このごろです。

2020年09月14日 13時39分