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皆さまボンジョルノ。もう春がそこまで来ていると感じられる陽気になってきましたね。湯河原町では、もう桜は咲いているのでしょうか。ティヴォリ市は、桜こそ見られませんが色とりどりの花が咲き、外出が楽しくなるこの時期。しかし、変異し新型コロナウイルスの感染拡大でまたロックダウンになってしまいました。外出が出来ずティヴォリ市の春の訪れを感じさせる写真をお届けできないので、今回皆さまには食でイタリアの春を感じていただければと思います。
というわけで選んだ今の旬の食材はビタミンCの王様“いちご”
イタリアのいちごは真っ赤に完熟していてもとっても甘酸っぱいのが特徴。日本のように品種も多くありません。一口サイズにカットされたいちごにたっぷりの砂糖をかけ、生クリームをドーンと乗せるのが一般的なイタリアの食べ方です。それを証明するかのように、この時期どのスーパーでもいちごとスプレー缶の生クリームはセットで置かれています。
このようにシンプルに食べてももちろん美味しいのですが、今回ご紹介したいのはイタリアの代表的ドルチェ“パンナコッタ“のいちごバージョンのレシピです。ちなみにパンナは生クリーム、コッタは煮るという意味です。あっという間に作れますのでぜひお試しください!
材料(約10人分)
※日本のいちごは甘いので少し減らしてもいいかもしれません。
下準備 板ゼラチンを水でふやかしておく
作り方
(1)いちご250gをミキサーにかけピューレにする。ピューレが250mlになるよういちごの量を微調整する。
(2)鍋に(1)と生クリームと牛乳と砂糖60gを入れ、へらで優しく混ぜながら弱火にかける。沸騰させないよう注意しながら温め、砂糖が溶けたらふやかしておいた板ゼラチンの水気を絞り一枚ずつ鍋に入れる。
(3)ゼラチンがきれいに溶けてなくなったら火から下ろしお好みの型に流し込む。
(4)冷蔵庫に入れ3~4時間ほど固まるまで冷やす。この間に飾り付け用のいちごソースを作ります。へたを取った残りのいちごを1センチ角くらいに切る。砂糖20gをかけて果汁が出るまで待つ。※召し上がる30分から1時間前に準備するのがおススメ。
(5)飾り付け用のいちごソースを上からかけたら出来上がり。ボナペティ―ト(召し上がれ)!!
2021年03月29日 13時07分