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公園から見える南漢江
公園から見える南漢江2
公園から続くお寺
松林の道
彫刻公園
漢江を眺めみながら演奏したところ言われている場所
シルリブ将軍殉節碑
シルリブ将軍殉節碑2
シンリプ将軍と軍隊員の慰霊碑
韓国戦争の殉国者のための慰霊碑
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皆さんこんにちは。
春の日差しが心地よい季節となりました。
日本では桜が満開なのではないでしょうか?
さて、チュンジュ市にはチルクンドン(漆琴洞)と言う所に、生い茂った松林の美しい景色と、絶壁を取り巻きながら流れる南漢江が一望できる有名なタング厶デ公園があります。そこは歴史的意味のある場所で、名勝(記念物)第42号に指定されています。
今月はそこに秘められた歴史をご紹介致します。
ここは本来、デ厶ンサン(大門山)と呼ばれる野山で、昔は北の地域から南の地域に行く道があり、大門の役目をしていたそうです。タング厶デという名前は漢字でかくと、タンは弾くと言う漢字でグ厶は琴、デイは台で、琴を弾く平たい台という意味からきている名称だそうです。
新羅時代、才能ある音楽家ウルク(于勒)が、カヤグムを演奏していた場所だったことからタング厶デ(弾琴台)と呼ばれるようになりました。
ウルクは、カヤ(伽耶)国のカシル(嘉実)王のもとでカヤグム(伽倻琴)という、韓国固有の撥弦楽器で. 桐で長い共鳴胴を作り, その上に十二弦を張った楽器を開発、作曲、演奏し、後にカヤ国が新羅に統合された後、ウルクとその弟子たちによって改良され、受け継がれたとする伝説が伝えられています。カヤグム(伽倻琴)は韓国の文化生活になくてはならない貴重な民族楽器として広く使われています。
チュンジュではその才能に溢れたウルクを偲び、ウルク文化祭りが毎年9月にあります。
そして公園の先を進むと、インジンウエラン(壬辰倭乱)文禄・慶長の役の際に、シンリプ将軍が日本軍と交戦、敗戦し命を落とした場所がここタング厶デです。
そのため将軍とその軍隊の慰霊碑があり、また韓国戦争の殉国者のための慰霊碑も建てられています。タング厶デを中心に、弾琴台碑、シルリブ将軍殉節碑、野外音楽堂、彫刻公演、芝生広場などが整備され、暖かい春にはお弁当をもって家族や友達が憩う姿が多くみられます。
2019年 2月28日 執筆