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忠州ダム
忠州ダム その2
遊覧船乗り場
遊覧船乗り場 その2
遊覧船乗り場 その3
忠州湖に続く道
花見をする人達 桜がまだ7分咲きです。
水文化館
水文化館の入口
水文化館 展示室
週末は無料で映画鑑賞が出来たりする映像室
水文化館の中にあるカフェ
水文化館から見える忠州湖
お祭りで歌う市民合唱団
お祭りに並ぶ屋台
いろいろな屋台
刺身の皿にご飯と酢コチュジャンを入れてから混ぜて食べます。
日本では五月晴れの清々しい青空が広がる季節ですね。
韓国では最近、微細ホコリが問題になっていて、いつも少しグレーに曇りがかった空を見ながら日本の青空が恋しくなったりします。
さて、忠州(チュンジュ)市では日本より少し遅く4月上旬頃から桜が咲き始めました。
去年の今の季節には、水案保(スアンボ)温泉の桜祭りをご紹介致しましたが、今月は春が来たら花見に行く忠州市の2つ目の人気スポット、忠州ダム桜祭りをご紹介致します。
忠州ダムは韓国内最大規模のコンクリートダムで、1978年に着工し、1985年に完成しました。
多目的ダムとして、水資源の確保、洪水調節能力を通じた洪水被害の防止、無公害水力エネルギーの生産を目的として作られました。
そのダムに面した忠州湖は、ダムのために渓谷を埋めて作られた人工湖で、忠州市、堤川(ジエチョン)市、丹陽(タニヤン)市にかけて97kmにおよぶ面積で、淡水面積が韓国で最も広い湖です。
湖から観光遊覧船が出ていて、月岳(ウオラク)山国立公園や園錦繍(ウオンクン)山、玉筍(オクスン)峰、などの丹陽(タニヤン)八景の秘境を楽しむことができ、水辺に鏡のように映る四季折々の山の姿が人々の心を魅了し、市外からも訪れる観光客で賑わっています。
そして、忠州湖と忠州ダムに面した美しい桜トンネルが連なる並木道に水文化館があり、そこで4月5日から7日まで桜祭りが行われました。
水文化館の外観はまるで美術館のようで、忠州ダムに関連した水をテーマにした様々な情報を得ることのできるところです。
1階にある映像室では平日はダムに関する紹介と週末には無料映画を観覧することができます。
祭りでは、忠州湖桜並木ウォーキング大会、民族遊び競技大会、歌手の歌ステージ、忠州湖に花開く童心写生大会・作文大会など多様な文化公演や体験イベントがありました。毎年多くの人たちが美しい忠州湖と桜を背景に写真を撮ったり、様々なイベントに参加したり、屋台で美味しい間食を食べたりとお祭りを楽しんでいます。
また、忠州湖の周りには松魚(ソンオ)というマス科の魚や香魚(ヒヤンオ)という鯉科の魚などの刺身が食べられる食堂が沢山あり有名です。
日本ではわさび醤油で刺身を味わいますが、韓国では色々な野菜と刺身をつらい酢コチュジャンをつけて食べ、またメウンタンという魚の唐辛子鍋も一緒にでるので、さらに食欲を増進さる料理です。
まだまだ暑さ寒さの気温差がある季節、韓国ではインフルエンザが少し流行っています。
皆さんもお風邪にはお気をつけください!!
2019年4月30日 執筆