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2019年08月13日(火)忠州市レポート(蓮花)

ページID:0006123 更新日:2019年8月13日更新 印刷ページ表示

蓮花


いよいよ本格的に暑い日々が続きますが湯河原の皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
 韓国では蓮の花が咲き始め各地で蓮の花の名所に訪れ、観光を楽しむ人達の風景をニュースで見たりします。今月は蓮の花をテーマにご紹介いたします。
 忠州市でも先日、市内にある国原(クウオン)高校に隣接した蓮の花の咲く公園で夕方、昼の暑さを癒してくれるよに涼しい風が心地好く吹くなか<文学と音楽が出会った一夏の夜蓮の花祭り>がありました。
 国原高校の主催で生徒、先生、生徒の父母たち、国原高校の近くの住民達も参加するお祭りを通して、学校と町が共に繁栄し手と手を繋ぎながら共に歩もう!という主題で文化公演がありました。
 蓮の花の中に舞台と観客が設置され音楽や詩の朗読などに聞き惚れながらあっとい間の2時間でした。
 蓮の花と言えば韓国では陰暦の4月8日がお釈迦様の生誕日で公休日です。そしてその1週間ぐらいまえから町の道などが蓮の花のぼんぼりで装飾され夜になるとその灯火がなんとも幻想的なものです。
 仏教では泥水の中から生じ清淨な美しい花を咲かせる姿が慈悲の象徴とされているそうです。
また蓮の花で思い出されるのは韓国の昔話でシンチョンジョン(沈清伝)という話が有名です。
 韓国の昔話(童話)は儒教の教えを土台とした孝、烈、義を組み入れた話が多くシンチョンジョンは孝を現す代表作のひとつです。
 目の不自由なお父さんを目が見えるようになるようシンチョンという娘が自分を犠牲にしながら親に孝行を尽くす話ですが、死んだと思われていたシンチョンが蓮の花の中から登場する場面はとても感動的です。
 余談ですが蓮の花の根(地下茎)がれんこん(蓮根)だったとは今回の記事を書かせていただきながら初めて知りました!!笑 笑
 

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蓮花3

 

蓮花4

 

蓮花5

 

蓮花6

 

蓮花7

 

蓮花8

 

蓮花9

 

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