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2022年01月14日(金)忠州市レポート(あずき粥(パッチュ))

ページID:0006128 更新日:2022年1月14日更新 印刷ページ表示

あずき粥(パッチュ)


寒い日々が続き、日本の温か~いコタツが恋しい季節になりました。
 忠州の今朝の最低気温は、マイナス11度と冷え込んでいます。さて、12月22日は韓国の冬至の日(トンジ)でした。今回は韓国の冬至に行われる習慣についてお伝えします。
そもそも冬至は、一年のうち夜が一番長く、逆に昼が一番短くなる日で、日本の冬至の日には柚子湯に入ったり、かぼちゃ料理を食べた事が思い出されますが、こちら韓国ではあずき粥(パッチュ)を食べる習慣があります。
 冬至の長い夜に鬼などが家に来ないよう、厄除け料理としてあずき粥を食べる風習がありました。
あずき粥に入った団子を年の数だけ食べると1年を無事に過ごすことができると伝えられています。
このお粥はあずきの汁の中に、もち米の団子を入れたもので、見た目は、まるで日本のぜんざいのように見えます。
はじめて韓国であずき粥を食べたときは、日本の甘いぜんざいとは全く反対の塩味の効いた味だったのでそのギャップにとても驚きましたが、家庭によっては少し甘味のあるあずき粥だったりもします。赤いキムチやあっさりとした水キムチなどと一緒に食べるのがポピュラーです。
まだまだ寒さが続きますが、2022年も湯河原町の皆さんの実り多き一年になりますように...