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2020年08月06日(木)ティヴォリ市レポート(トコロ変われば・・・)

ページID:0006141 更新日:2020年8月6日更新 印刷ページ表示

トコロ変われば・・・


皆さま、ボンジョルノ~。(こんにちは~)
今年の6月は、珍しく日本の梅雨のように雨が続いたのですが7月に入った途端、カラっとあがり、真っ青な空にキラキラと輝く太陽が顔を出し、ようやく、海が大好きなイタリア人の待ちに待ったエスターテ(夏)がやって来ました!サマータイムを採用しているので、この時期は日が長く、夜の9時半ごろまで明るいのが特徴的なイタリア。日が長いというだけで、少しテンションが上がりますよね!でもイタリアの夏の暑さはとっても過酷。日本と比べてムシムシした湿気はありませんが、日差し、照り返しが強く、日中は40度近くになる日がほとんどです。そんなイタリアの暑い夏の一日の過ごし方をご紹介します。
  一般的に買い物などの用事は午前中までに済ませ、一番暑い時間帯の昼食後から17時くらいまでは、外を歩くと日光が肌に刺さるように痛いのと、お店も閉まっているので、外出は控え昼寝をしたりしてやり過ごします。クーラーもあまり使いません。イタリアは新築物件が少なく、築年数が100年を超えるようなマンションが多いのですが、こういう物件は構造上、室外機を取り付けるのが難しいことが多いので、床に置くタイプのクーラーが主流です。ただ、自然の風の方がいいという方が未だに多く、ちょっと涼みにデパートへ行こう!とはなりませんし、行ったとしても冷房が効いていないことがほとんどです。(泣)
お昼寝をして元気をチャージしたら、夕食の後に夜の町へ繰り出すのがイタリア流。家族、お友達とジェラートを食べながらお散歩したり、広場でおしゃべりを楽しんだり、小さい子供たちを公園で遊ばせたりして夕涼み。家に帰るのは夜中の12時くらいです。日本では、涼むために夕食後に出かけることはあまりないですし、子供にも夜更かしはさせませんが、夜だと熱中症の心配も少ないですし、3か月もある子供の夏休みを飽きずに過ごさせるためにも、案外合理的なのかもしれませんね。
  ティヴォリ市は、3年前から7月の毎週金曜日は“lo shopping sotto le STelle(ラ ショッピング ソット レ ステッレ)“星空の下でショッピングと称し、中心部のお店が24時まで開いていて、お買い物が楽しめる日となっています。働いている方には有難いし、夕涼みするにも楽しみが増えるので、個人的には夏の間ずっとして欲しいと願ってしまいます。
  日本もこれからまだまだ暑くなると思いますが夏バテにお気を付けください。
 

トコロ変われば・・・

星空の下でショッピングの日とあってメインストリートは人で溢れかえっています。

トコロ変われば・・・
 

ジェラート屋さん 平日の夜23時頃ですが行列ができています。

トコロ変われば・・・

 

夜中の公園 時刻も24時近いですが子供は楽しく遊んでいますね!