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内藤町長の湯ったりトーク 第6号 

ページID:0026458 更新日:2025年7月24日更新 印刷ページ表示

第6号 「粗放的農業」(2025年07月22日)

 いよいよ夏本番! 水分補給は小まめに行いましょうね。(前回の湯ったりトークも同じ書き出しだったかな)

 

 今回は「畑」についての話をしたいと思います。

 

 私は農家に生まれ、数か所の畑を持っており、もっぱら土日曜日の農業ですが、私が役場職員の時代から、その休日に雨が降ったり、仕事や私用が入ったりで、月のうち数日しか畑に行くことができませんでした。今は、町長という立場になり、以前にも増して畑に行く時間がとれず、親類に任せている状況です。それらを勘案し、農業に対する私のテーマを「粗放的」としました。

 いきなり、粗放的という聞きなれない単語になりますが、粗放的とは「いいかげんに・・・」みたいなニュアンスです。時間が取れず、綺麗な畑にすることは難しい、だけど放り投げて耕作放棄地にするのではなく、「時間やお金をかけずに、大雑把に管理しましょう」ということです。

 

 粗放的農業の一つとして、ここで、私のFacebookやInstagramでも紹介しましたが、「草刈りヤギちゃん」をお試しでお願いしました。草刈りヤギちゃんは、ヤギちゃんという人物に草刈りを依頼するものではなく、単に動物の「ヤギ」に畑の草を食べさせ除草するというものです。(そんな事は分かっているか・・・)

 本来は、ヤギが脱走しないように畑を柵で囲み放牧するのが良いのですが、ヤギ所有者も柵の用意が間に合わないということで、20mぐらいの間隔でポールを2本立てて、そこにロープを張り、そのロープにヤギの首からリードを結び付け、その範囲だけ自由に動けるような形で実施。1週間係留しましたが、ヤギはマイペースでまったりしていて、予想どおり、ほのぼのした良い雰囲気でした。私も毎日様子を見に行きましたが、ヤギが私に気付くと遠くから近寄ってくるところなど、とても可愛らしく、近所や散歩の方々にも注目され、「ロープに絡まっている」、「ポールに絡まっていたから救出した」、など私のところに連絡が入るほど気にかけていただき、日よけの屋根を設置してくれた方もおりました。私の友人も様子を見に行ったらしく、「Tシャツを食べられた」と嬉しそう(?)に報告してきました。

 ヤギを引き揚げる際には所有者とお話をして、「係留でなく自由放牧させないと実用的でないので、簡易的に設置できる柵の用意を検討する必要がある」と伝えました。柵の設置が実現すれば、仮に平日にヤギを放牧し、次の土日曜日には、草が無い畑で別の作業ができることは、畑仕事が楽で効率的になると感じました。

 ヤギ除草は一例ですが、これから、粗放的農業について真剣に取り組んでいきたいと考えています。粗放的農業について、同調された方や興味を持った方がいたら嬉しいです。

ヤギ

 

 

 


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