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内藤町長の湯ったりトーク 第13号 

ページID:0029217 更新日:2025年2月26日更新 印刷ページ表示

第13号 「熊本地震」(2026年4月17日)

 ここで、熊本地震から10年が経ちましたが、当時のことは鮮明に記憶しています。

 その当時、私は役場の職員で防災を所管する参事の立場でした。地震発生時は夜中でしたが、役場幹部と夜更かしをして町内で一杯をやっていました。そこに、九州で大きな地震との一報が入り、翌朝、妙な正義感(?)から被災地へ救援物資を届けては、と提案したところ、役場内では前町長(亡冨田幸宏氏)も賛同され、トントン拍子で派遣することが決定しました。

 では、「どこに・何を届ける」という中、同じ町村であり被害も甚大で役場も被災した「益城町」へということはすぐに決まりました。何を届けるでは、被災直後で対応に追われているところ、大変失礼ではありましたが、益城町の防災担当へ直接電話で尋ねたところ、「簡易トイレとすぐに食べられる物がほしい」とのことでしたので、湯河原町で備蓄してある簡易トイレ・アルファ米・ビスケット・飲料水等を中心にトラック2台に満載し、私を含め職員4名で被災地への物資搬送をすることになり、熊本県益城町へ向け出発したのは、地震から4日後のことでした。

 益城町までは、陸送で1日半かかりましたが、途中、神戸を過ぎたあたりから、中国自動車道では、同じ被災地に向かうであろう自衛隊の車両が多くなってきましたが、ふと気が付くと、一般車両(乗用車等)の多くが、助手席で、手を振ってくれたり、お辞儀をしたりしながら、私たちのトラックを追い越していくのが分かりました。また、災害派遣では、高速道路が無料になりますが、料金所では端に止め、事務所を借りて申請書を記入していると書き方を丁寧に教えてくださるなど、多くの方々の優しさに触れながら、改めて、トラックの荷の重さ以上に責任の重さを感じていました。

 そして、益城町の物資集積場に到着すると、既にボランティアの方々が物資の仕分けをしており、自衛隊が私たちの荷を待っていたようで、早速、避難所へ搬送するため、積み替え作業に取り掛かりました。どうやら、熊本市に自衛隊の駐屯地があり、避難所への物資補給等は、自衛隊が担っているとのことでした。物資集積場もスイカの出荷場であり、広々しく車の出入りも容易な空間でした。また、空荷で帰るのも、と考え、当初は避難所のゴミなどを持ち帰る計画でしたが、私たちの到着前日にゴミ回収の流れができた、ということで丁重に断られました。

 私自身も貴重な経験で、帰庁後直ちに、益城町にならって、物資集積場をJAかながわ西湘湯河原中央支店の「みかん選果場」に変更するよう、町の地域防災計画を改定しました。また、避難所におけるトイレの重要性を再認識しただけでなく、ゴミ対策も予め計画に加える必要性を感じました。そして、何より、みんなが寛容な気持ちになることが一番と感じたことを覚えています。

 

 久しぶりの投稿でしたが、丁度、テレビのニュースで熊本地震のことが多く報道されていたので、題材にしました。

 

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