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今回は、行政組織の「機構改革」について、お話しします。
機構改革は、社会情勢の変化や町の課題解決に対応し、町民へのサービス提供を迅速かつ効率的に行い、より町民に寄り添った行政を実現するため、町の組織を不定期に見直すものです。具体的には、課・係などの統合・廃止・新設等を行うものですが、町の組織は条例で定められているため、議会の議決が必要となります。町では、昨年度中に機構改革について議決をいただき、本年4月1日から新たな機構で行政運営を行っています。
主な変更点の1点目は、防災の重要性を踏まえ、「地域政策課防災係」を「防災安全課」として係から課へ昇格したことです。併せて、空き家対策を強化するため、従来は防災係が担っていた空き家対策について、防災安全課に「生活安全係」を新設し、防災と連携しながら対応していくこととしました。
2点目は、都市基盤となるハード面の対策に迅速かつ柔軟に対応するため、「土木課」を「まちづくり課」へ統合したことです。
3点目は、使用料金が既に一本化されていることから、「水道課」と「下水道課」を統合し、「上下水道課」としたことです。併せて、海浜公園にある浄水センターについては、機能を下水道処理に係る維持・管理に特化させ、一般事務や下水道管等の維持・管理は本庁舎に移管しました。
最後に4点目は、「保健センター」と「こども支援課」を統合し、新たに「健康こどもみらい課」を設置したことです。これにより、妊産婦や子ども、子育て家庭への支援が一元化され、妊娠から出産、乳児期、幼児期、就学期まで、切れ目のない迅速な対応が可能となります。
町議会では、常任委員会において機構改革案について協議が行われ、多くの質問や意見が出されました。中でも、「保健センター」と「こども支援課」を統合した新たな課の名称については、議論が白熱しました。実は、この名称については行政内部でも多くの議論を重ねてきた経緯があります。もともと保健センターでは、子どもだけでなく全年齢を対象とした健康診断や予防接種等も実施しているため、子どもとこれらの業務を適切に表現できる名称の選定が課題でした。結果として、当初議会にお示しした名称は「子育て健康課」でしたが、最終的には「健康こどもみらい課」となりました。
私自身も、当初から「しっくり」していませんでしたが、運用するうちに慣れるだろうと「Go」を出しましたが、未だに「しっくりし」していません。何事も同じですが、多くの意見を聞くと名称が長くなったりします。他の自治体でも同様に、時々長い部署の名称を見ることがありますが、おそらく決定までにはいろいろとあったんだな、と推測されますね。また、長い名称は長続きしない、というジンクスもあります(本当に?)ので、大切に使用していきたいと思います。どなたか、名案があれば教えてください。